いよいよチタンマフラー装着への道のスタートです。モリワキショート管(初期型)については形も音も吹けも言う事はありません。けれど、リアタイヤ180への道の際に、ZXR400キスアームと若干ヒットしてしまったのです。ヒットしているけど装着は出来ているという感じ。
勿論走りには影響ありません。アームも動きます。擦れているという感じ。問題はサスが伸びた時ヒットしているのでいつかは擦れて穴が開いてしまうこと。そしてワイセコエンジンにしてから、特に高速域での伸びが悪い事も気になっていました。
モリワキショート管のエンドパイプは64パイ。これにMRS製のラージサイレンサーでは、これ以上の吹けは望めないのです。特にぬわわ50からの伸びがダメなんですよね。POSHエンジンの時はもっと伸びた。いろんな関係があるものですね。
リアタイヤ180への道の際に、ダイシンオールアルミマフラーのサイレンサー無しを装着する機会を得ました。

フォーーーーーーーーパンッパパンッ!

完全直管だと全く吹けない。
私にとっては不思議な現象でした。抜けやすいものがいいと思い込んでいたのです。でもマフラーってそんなに簡単なものではなく、長さや、排圧や、4-1や、4-2-1やいろんな要素があってはじめてそのマシンに適したマフラーとなっていくのですよね。この時初めて知りました。
次はどういうマフラーを装着しようか考えました。
Stage176で登場する春日部のお兄さんのBEETナサートストレートチタン。これしかないと心に決めました。
春日部のお兄さんの写真をもう一度研究。何と美しいマフラーでしょう。この日、音を聞きました。泣き叫ぶようなサウンドでしたね。考えられない程、いい音してたのです。今でも覚えています。
2014年10月11日 出張中に、ゼファーカイ用、チタンエキパイを4500円で落札しました。チタンとは書いていなかったけど恐らくチタン。なかなかのモノをゲットする事が出来ました。
2014年10月11日8:27 何と愛知県は瑞穂さんからBBSに書込み頂きました。

「このエキパイはビートですよ。自分のと多分一緒です。カラーが欠品してますのでカラーはFX用が要りますね。ずっと3万近くで流れてるのもありますね。(確かメーカー不明で出てたような)自分のはサイレンサー加工してますが乗るたびにおしっこちびるくらい良い音です。加工もまっちゃんなら楽勝ポイポイと思いますので頑張って下さい。(最近こちらではまっちゃん語が流行ってます^^)」
瑞穂さんからとても嬉しい情報を頂きました。ヤフオクで初めていい買い物をしたという感じでした。まさか、BEETゼファーのエキパイだったなんて。とてもラッキーな出来事でした。
エンドパイプ。走りを考えると、ヨシムラショートの70パイ程度は欲しい。けれども、太いエンドパイプでは悲鳴のようなサウンドは得られない事も解ってきました。いつもだと、最初にプランを決める私も、今回は理想のイメージを未だつかめずにいました。
ちょうどその頃、BBさんから書込み頂きました。

「松崎さんが垂れ流しになっちゃうようなエキパイはこんな感じじゃないですか?大金掛けて作ったゴローさんGPzのエキパイです。」
「これ完全ワンオフで溶接屋のオヤジが趣味で作ったようなマフラーです。で
1、フランジ⇒現物あわせのワンオフですね
2、エキパイ径⇒次回、勝手に計っておきますね
3、アンダーカウル⇒正解です!アルミのワンオフ品です
4、祗園⇒ボボボ系ですね そこまで甲高い音ではないです。」
サイレンサーも完全に趣味の世界ですよ。自分も以前にサイレンサーを頼んだら三角形で出来上がってました。そして、趣味の域にもほどがあるメーターパネル・・・。」

だそう。レーサーで争って見える方の世界はやっぱりコンセプトが違いますね!マフラーの世界、かなり奥が深そうです。とても参考になりました。
2014年10月14日21:53 ようやく愛姫ちゃんに乗って10年、初めてのチタンパーツが我が家に到着した様子。
封を開けました。平井さんにサンプルで頂いた材質と同じ、チタンで間違いありませんでした。
2014年10月20日21:15 会社帰りに4500円で落としたチタンエキパイ持ってユウキテックさんちへ。最近忙しくてなかなかお伺いできなかったですしね。

「毎度です。これが4500円で落としたゼファー400用チタンエキパイです。」
「松崎さん、これって、とても綺麗じゃないですかぁ・・。」

「そうね、結構綺麗ですね。いい買い物しました。」
平井さん、とっさに職人の血が騒いだみたい(^o^)

「では行きましょう・。」

「もう始まっちゃいますか?」

早速チタン60.5パイどつき出しましたo(^▽^)o
21:26 お伺いして10分、だんだん何こさえてるのか、解ってきました。

しかし、仕事早いな〜。

ダンボール操る、ノッポさんと同じペースやなぁ。
これ以上叩いても広がらないから、ここからは炙って広げるらしい。
21:34 炙りが始まった。ここに来てから20分位か?

焼き魚さんより早いがなo(^▽^)o
ショート管だから、このタイプだそうな。
21:40 「はい出来ました。」

「ジョイント部分ね。」
「これが、昔のショート管の作り方なんですよ。」

「こうやってかぶせていたのですか〜。」
22:06 「こうして三角の板を貼り付けて埋めていくんですよ。」

「確かモリワキショートもこんな感じだっような。」
22:10 平井さんのお話によると、この4500円のチタンエキパイが程度が良くて安かったので、予算で収まりそう。エキパイこそ、長さや曲げなど調整しつつ作るのが大変なんだそうです。今日の集合部も広げて貼ったりで大変だと思いますが、あとは、60.5パイで(ちょっと細いかな)ショートでエンドまで伸ばせば出来上がっていくものだとか。デザインはモリワキショートをベースに作っていただく事にしました。あとはインナーサイレンサー(5000円程度)とステーと割りカラーです。チタンのショート管が予算以内なら十分ですね。

あと肝心なことは、音・。どんなサウンドなのでしょう。それと今のモリワキよりも走るかという事です。ワイセコなので、どこまで抜けるかですね。こればかりは、装着後のインプレ待ちというところでした。
22:29 帰りの途につきました。
早速家に帰って、モリワキショート(初期型)の画像を観察しました。
なるほど。確かに広げたパイプに差し込んで貼った跡がある。そういうことだったのですね。

チタンマフラー装着への道★其の1は未だイメージがつかめないまま終わろうとしていました。
Z400FX TOPへ  NEXT STAGE

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