2011年1月10日 Stage181で伊勢のまっちゃんさんのガレージまで走った際にクラッチの調子が悪くなり始めていました。
状態は半クラッチ状態。ミッションもなかなか換えられない状況になりつつありました。
帰り道、だんだんクラッチを握っても切れなくなってきて、ワイヤー調整を行うも、写真のようにアジャスターはMAX遠くまで・・。



そして遂に切れなくなった。



ワイヤーは切れていない様子・・。
残念な事にGPz400Fのクラッチワイヤーは伸びきっていたのでした。

クラッチレバーをフリーにした状態でも写真のとおり。

クラッチカバーの根元のボルトは一番遠くまで調節済み。ブーツのところがくっついている。クリアランスがほとんど無くなっていました。
強化クラッチだから強い力で握り続けていた結果かなぁ、それとも寿命かなぁ。Stage108・・2008年の11月にアキヤマ先生に交換して貰ってからだから2年3ヶ月位、寿命かもしれない。

そしてGPz400Fの場合は伸びたとしても、この部分で角度調整が出来ないのであった。
これがゼファー400のクラッチカバー時代のもの。

この位置で角度調整できたからブーツのところが長い。

またゼファー400に戻そうかな〜。
そう考えていたらその日の晩にヤフオクでゼファー400χのクラッチカバーを3200円で落札。


実はレバー付きのものはあまり出てこないのです。

この価格ならまぁまぁかなと落札。

塗装もしてありますしね。
2011年1月15日 この日はガスケットとワイヤー落札しました。

こちらのガスケットは750円。

KAWASAKI ゼファー400〜ゼファー400χ 【全年式共通】

と書いてありましたが、多分、Z400FX〜ゼファー400まで共通でしょう。




ホンマかいな。
こちらがワイヤー。

こちらもゼファー400χ用と書いてありましたが、ゼファー400用とゼファー400χ用は何が違うのかよく解りません。

ワイヤー1000円。
同じくこの日ゼファー400χのクラッチカバーが届きました。
やっぱり塗装剥げてたか〜。

ここ水溜まってアルミ腐るからなぁ。

まー仕方ないかな。
2011年1月19日 この日はクラッチワイヤーとクラッチカバーガスケットも届きましたので早速シミュレーション開始。
GPz400Fのクラッチワイヤーを外しました。そして、なんと言う名前なのかな?アジャスターレバーにしとこう、を抜きました。
実は届いたゼファー400のクラッチカバーの塗装がハゲハゲなので、GPz400Fのカバーをそのままにして、このアジャスターだけを交換してやろうというもくろみ。

並べてみると長さも中身に入る部分、クラッチユニットを引っ張る溝の位置も同じだったのです。



こ・・・・これは、キタ━(゜∀゜)━!!!!!
という事で早速ゼファー400のアジャスターレバーを差し込む。


キタ━(゜∀゜)━!!!!!


これはまたオリジナルカスタムが出来るぞー!
と思ったら、本来ワイヤーがまっすぐ行くところに行かずにえらい左に曲がっている。

なんでや〜!
ゼファー400χとGPz400Fのアジャスターレバーを並べてみると、ワイヤー取り付け位置が軸より近いのだった。


テコの論理からすると、ゼファー400の方がクラッチ軽いのです。少しの間に改良されていたのだ。


もう少しでクラッチカバー流用だったけど、やっぱりうまいこと行きませんね。
このままでもいけそうなんですけど、この部分に干渉してワイヤー切れそうです。



断念〜!
2011年2月6日 ナオちゃんのお誘いの無視ばかり出来ないので、この日はクラッチカバーの塗装をして、いよいよGPz400Fのクラッチカバーを外しました。

いつものオイル交換せずクラッチカバー交換する技を実施。

そんなに傾けなくてもオイルこぼれない事を知りました。
ヤフオクで750円で購入したガスケットを用意。
ゼファー400(左)とGPz400F(右)のクラッチワイヤーは、クラッチレバー側につくパイプのアール形状が異なります。

ゼファー400のものの方がパイプ部分が長くて鈍角。

Z400FX純正にはこのパイプはありません。

この部分はけっこう曲がるから改良され続けているのでしょう。
ゼファー400とGPz400Fのクラッチワイヤーの長さって、こんなに違うんですよ。もともとのハンドル高さの違いもありますが、抵抗からすると短い方がいい。

クラッチカバーのアジャスターレバーの位置が真上に来るGPz400Fのライン取りは、スピゴット間を下におりて直角に曲げなければならないため若干抵抗がかかります。比べてゼファー400のものは、そのままナチュラルに足元に斜めに来れるので、ワイヤーも短めで、アールもないから抵抗も少ないんです。
ゼファー400(左)とGPz400F(右)のクラッチカバー側。先の形状も違います。
久々に見るクラッチハウジング。
モンキーでも、Z400FXでも毎回ここをバラした時、オイルの中でクラッチ板とクラッチ板がくっつきあって、動力をつなげている事に疑問を感じます。

まぁ、それがクラッチなんでしょうけども。
ラパイドさんに装着をお願いしたけれど、見たことがなかったZ550FX用クラッチハウジング。


これがなかったら17インチ化はほぼ不可能だったんだな。


その後走る際にフィーン!フィーン!とギア音立てているのはコイツだなっ!
いよいよ装着完了。
少し走りに行きました。クラッチの重さは今までの1/3程度まで軽くなりました。プッチンプリン握るような感触。ゼファー400と同じ軽さ。とても乗りやすい。

そうしているのもつかの間・・・・。

またまたクラッチが切れなくなった。

「な・・・なんでや〜!!!!!」
「今度はどこだーっ!」



根元、ボキーーーっ!

しかもワイヤーもここで擦れて切れてもうてる〜!!


なんという事か〜。
後日、またまたクラッチワイヤーを新品に交換と、アジャスターはZ400FX純正のものに交換。





これ、でかすぎ。


しかし、よく壊れるバイクですこと。
Z400FX TOPへ  NEXT STAGE

Copyright (C) 2006 MDS matsusaki denki sho-kai. All rights reserved.