2014年9月9日20:41 はじめて仕事終えてから家に帰りにバイクでyuki-teckさんちにカスタムに行く事になりました。
夜は大分気持ちよくなりました。katoさんと行った、ピポットカラーの延長加工の効果は抜群でした。思いっきりピポットシャフトを締めても、今までグラグラだったのですね。乗ってて剛性アップが解る位だから相当なものだったのですね・・。怖い話です。
21:12 今晩は長年のオイル漏れを解消するための溶接をお願いしに伺いました。愛姫ちゃんのGPzヘッドカバーは北米Z550GPの上に飛び出たもの・・。これにステダンステーを上に重ねていた為、ネジからオイルが漏れていました。
実はこのカバーのネジはメッサ長くて、ずっと下のヘッドまで伸びているのです。そこに、カバーとステダンステーを重ねていたため、ネジからオイルが伝って漏れていたのです。
平井さんに、@のプレートに、Aを赤線のところで切断して、真横に溶接していただくプランをお話しました。

平井さん曰く、@はなかなか手に入らない貴重なパーツなので、歪んだり欠けたり、失敗のリスクが大きいため(ここまでバイクで来ているしサドンデスチューンですね)工場にある適当な板を@と同じ形に整形してから、Aを溶接しようということになりました。
21:36 平井さんは工場内を探しだしましたが、厚みが適度なアルミの板がない・・。そして工場内に転がってた小さな板を見つけました。型をとるとちょうどギリギリ@の型が取れる。これで行こうとなりました。
「松崎さん、これで行きましょう!」

「計ったようにピッタリの板がよくあったものですね!」

失敗のリスクかぁ・・。MDS★WEBでは無縁の世界ですね(爆)
21:44 本当にピッタリのアルミ版。
21:49 その後、平井さんはボール盤で穴を開けて行きました。

作業が早くて付いていけません(爆)
21:53 出た!Yu-Ki★Teckの真骨頂!プラズマカッター。

プッシャーーーーッ!

平井さん、また裸眼で見とる〜っ!
21:56 何や凄いものが出来ました。ここまでがあっという間でビックリ。これが今回の蓋になるのですね。だんだん解ってきたという感じです。
21:59 平井さんは1000Wのサンダーを購入されたとの事なのです。すごいな〜1000Wですかぁ。私は初めて見ました。キューーーーン!恐るべき回転スピードに圧巻されました。外側のバリを一気に綺麗にして行きました。
「松崎さん、こんな感じですかね。一度仮締めをお願いします。」

「あ・・・ありがとう・・。」

数分単位で行われていく作業に圧巻される。
22:07 仮ではめてみました。ネジ穴位置も何もかもバッチリ。

「いい感じですね〜。」

「そうですか・・。良かったです。」
こういうものが、平井さんの手ですぐに作れちゃう。

レース関係の仕事をしてきただけあって、仕事がメッサ早いんですよね。

「それではステーの切断です。」

「ありがとう。」
本日2度目のプラズマカッター。

また裸眼で見とる〜っ!
22:20 「これから溶接ですから、これも綺麗にしましょう。最後にセットで磨きますね。」

「お願いします。」
こうして、NHKオリジナルのステダンステーはメッサ短く切断されていきました。
22:31 いよいよ溶接スタンバイ。
22:33 ジージジジジジッ!

「今日は何だか音が違いますね〜。」

「違う溶接機なもので・・。」
「まずは、点で位置決めをしていきますね。」
「松崎さん、位置的にはこんな感じですかね。」

「いい感じですね。」
「今から溶接をして行きますが、結構歪むんですよね。」

「そうなんですか。」

「でも、強行突破しますけどね。」

「どんなんや〜!」
22:35 ジージジジジジジジッ!

結構大変な作業みたいね。
22:37 「松崎さん、いい感じですよ。」

「高須クリニックの院長みたいやな。実況しながら溶接ですかぁ。」
「松崎さん、裏側はこんな感じですね。」

「おおぉ〜。裏側の見えないところなのに綺麗にして頂いて!」
22:38 「松崎さん、さぁ、表行きますよ。」
ジージジジジジッ!

「表面の溶接です。よく、くっつく材質ですね。うまくいきそうですね。」
22:39 「出来ました。はめてみましょう。」
「おおぉ〜!完璧ですね〜!」

「松崎さん、この右の穴は残しておくのですか?」

「ここで切ってしまってもいいけれど、まぁ、後で何とかします。」
見事に装着された、ヘッドカバー兼、ステダンステー。

とてもいい感じです。
22:56 ステダンは見事に装着されました。
とてもいい感じになりました。オイルが漏れないだけでも本当に嬉しい事です。
今回のStageも写真の保存された日時の詳細を書いていますが、平井さんの作業の早いこと、素晴らしいのですよね。
タンクを装着してしまうと殆ど見えない部分なんですけども、今回のカスタムはオリジナリティ溢れるカスタムだけにとても嬉しかった。
このゴールドのステダンは以降は使わないんです。予備用に。

本命はシルバー。
こうして、会社帰りにバイクで平井さんのファクトリーにお伺いし、見事に世界にひとつだけのヘッドカバー兼ステダンステーは出来上がっていきました。

とても嬉しいですね。平井さん、ありがとうございました。
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