リアタイヤ180への道其の2でございます。私は普通のサラリーマン。よってお小遣い制だから大金もない。よってショップに出してあーして、こーしてと言えない。よって今回はテーマがテーマだけに、かなり長丁場になりそう・・。皆さんよろしくお付き合いくださいますよう。

2014年6月12日22:22 ヤフオクで1900円で落札したZXR400のシャフトが我が家に届きました。
シャフトは既に1本あるから、使用するのは、ハブの外側に来るこのカラーなんです。
そしてもう一個は、キャリパーサポートに入り込むこのカラーだけなんですけどね。愛姫ちゃんのマシンコンセプトである

【80's後半の安価高性能なレーサーレプリカパーツをふんだんに流用し、走りを追求したZ400FX改。】

を守るため、安価高性能ならいくつでも揃える。我慢我慢です。
ちょうどこの日、ベアリングも届きました!

これでシミュレーションが出来る。

いやいや、ホイールの色を塗る前にはめたらあかんのかぁ?
2014年6月15日 次はリアディスクのシミュレーション開始。

こちらはZX-9Rリアディスク。
そしてこちらはZXR400リアディスクの形状。
よってZX-9RのホイールにZXR400のリアディスクを載せると・・
なんや、穴の内側と外側と、くちゃくちゃで、ややこしくなる。

水が溜まったり、錆びたりしそう。

まぁ、ええかぁ〜。
続いて、ベアリングを外す工具を探します。

2014年6月16日23:53 800円でベアリングプーラーを落としました。

結局、代引きと送料と消費税で2216円に。

また無駄遣いしてしまった・・。

男ってあんまり使わない工具、酔っぱらってポンポン買っちゃうのね。
2014年6月19日21:51 遂に我が家にベアリングプーラーが届きました。
まず封を開けました。
う〜ん。やっぱりこの類の商品になんて、取扱説明書とか期待しないほうがいいですよね。
箱の横のこれだけみたいです。
とても小さいものでした。

ベアリングの内側に引っ掛けるんやなっ!
それはそれは、ディスタンスカラーとベアリングの間に隙間など全くない訳ですから、爪が引っ掛からない訳です。

また、無駄なものを買ってしまいました。
結局、仲間の力を借りる事にしました(爆)

カズマ君からのやさしいLINEメッセ。

やさしいなぁ。ありがとう・。

スライドハンマー式かぁ。

うんこくらい(笑)

やっぱり下調べが必要やなぁ・・。
2014年6月22日 マイナスドライバーでドツいてたら、ベアリングのシールを貫通し、ベアリングの玉ころが遂にずれ出した(爆)
このままドツき続けると、玉は転がり落ち、ベアリングのアウターだけがホイールにくっついた状態になる・・これは非常にヤバイ。
2014年6月23日22:50 という事で急遽仕事を終えてからカズマ君のおうちに、うんこくらい簡単に取れるというスライドハンマー式のベアリングプーラーを取りに伺いました。
なんやピッタリのものをはめました。

ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!ズコッ!

スライドハンマーで叩く。まー硬いのなんの・100回位叩きました・。僕の肛門からウンコ出そうになりました(爆)ホイール割れないか心配な程でした・。
23:24 抜く途中に金属が擦れる嫌なに臭いがしました。

最後のズコッ!

「や・・・やった・・。」

5月24日にこのホイールが我が家に届いてからちょうど一ヵ月後、ベアリングは無事に取れたのでした。
こんなに腐っていました。固着ってこの事?

本当に硬かった〜。
反対側・・。

こちらも腐っていました。
23:55 ベアリングが抜けたところでようやく次の課題に。

ディスタンスカラー。

左ZXR400と右ZX-9Rのリアホイールのディスタンスカラー。

4.5Jと5.5Jだから、長さが随分違います。
ZXR400のディスタンスカラー(外径28.8内径20.4ミリのパイプ)には20パイのベアリングの内側がピッタリ来るのは当然の事です。
ZX-9Rのディスタンスカラー(外径31.7内径25.15ミリ)は、ベアリングのシール部分に干渉してるわ・・。

これはいかん。何とかしないと・。

ワンオフで作成するのかな?情報収集ですね。
2014年6月29日12:54 この日はストックであるゼファー400アームからサス受けとトルクロッド受けを取り去る作業を敢行。
サス受けは購入すれば新品が手に入ります。しかしそんな投資はもったいない。よって、500円で購入したゼファー400初期型アームからサス受け、トルクロッド受けをサンダーで取り去る事にしました。
13:13 と、カッコイイ事を言うけれど、これがなかなか手強くて。全く取れる気配なしなのです。
途中で心が折れかけて、ノミ登場。
無茶苦茶や〜。サス受け割れかけとる〜。
切り取ったというより、めくり上げたのが正解やなっ!
13:22 何やアイロンみたいになった(爆)



ドッドッドッドッドッド。何?何?
13:26 「ひでやん〜!何しとんのや〜!」

「おおぉ〜。ナオちゃん、サカキバラさん。」

この日はサカキバラさんの新車Z1000の定期点検の為に朝から大阪まで行かれると聞いてましたが、もう帰途に。この方たちにとって大阪までの距離とはすぐそこなのかもです(爆)
「サカキバラさん、ナオちゃんお疲れさまです。」

「ところでまっちゃき君、何してるの?」

「スイングアーム受けを引っ剥がしてます。」
「おおぉ〜。そういえば俺のNinjaやでなぁ、モノサスやから、サス受けなんて、いらんわなぁ・・。なるほどなぁ・・。大変やなぁ・・。」

「そうなんです・・これ、なかなか取れなくて往生してたところなんです。」
「そうなんや〜。こんなん自分でするんやなぁ。」

「まぁ、コツコツと時間をかけてですけども。」

「こうして休日はフェックスいじくってるんやぁ。」

「はははは。暑いのにひとりで(爆)」

「またそれが楽しいんでしょ。」
14:16 いろいろ3人でお話した後、サカキバラさんとナオちゃんはお帰りに。

「まっちゃき君、困った事があったら何でも言うてな、出来る限りお手伝いするから。」

「サカキバラさん、ありがとうございます。とても心強いです。本当にありがとうございます。」
サカキバラさんのZ1000は定期点検のため、ナンバー辺りが純正に戻っていました。法令でリアタイヤの後ろにボディが来ないといけないんですね。バイクの形はDesignと法令との駆け引きなんですね。

Z1000はとてもコンパクトでマッチョ!

とてもカッコいいバイクだと思いました。
「ひでやん〜。またな〜。」

「ナオちゃん、サンキュー。今日はありがとう!」
「まっちゃき君。またな〜。」

「サカキバラさん。ありがとうございました!」
やっぱり、サカキバラさんのZ1000はちいさいなぁ。

こんな小さなマシンでぬわわ2.5は凄いですよね。
15:00 仕切りなおしです。

それから休みなく気合を入れてトルクロッド受けの取り外し作業に。

メキメキっ!

無茶苦茶や〜っ!
15:10 なんとか3つとれました!
15:12 ZXR400のキスアームにはこんな感じに着くことでしょう。

だんだん楽しみになってきました。
21:24 パソコンで過去のファイルを検索していました。

2010年5月18日 ラパイドさんで現在のゼファー400スイングアームを装着していただく際に、大将が話してくれた事

「松崎さん、ZXR400のトルクロッドはフレームマウントですが、モリワキショートと干渉するので、アームにつけちゃいますよ。」

「お願いします。」
写真では解りにくいけれど、確かにキャリパーサポートからフレームまで直線で結べないのでした。
そしてワンオフで仕上げていただいたトルクロッドとトルクロッド受けがこちら。

このトルクロッドはモリワキショートを装着するための苦肉の策から生まれたロッドなのである。

メッサ短いしカッコいい。


ん?
このメッサカッコいいワンオフのトルクロッドは

1はメス。

2はオス・・・。
今日ワシが必死でゼファー400から切り取ったトルクロッド受けは。






おちんちんやん〜。
という事は、このおちんちんトルクロッド受けを利用するとなると、現在ヤフオクで100円で出ているCB1300SFのトルクロッド(メス・メス)タイプが必要となる。

あかん。

湾曲しているからマフラーは避けれそうだけれど、ちょっと形ダサいし長い。

ZRX1200DAEGのが短くてカッコよかった筈・・。
そうそう、これ。

短いし、メスとメスやなぁ。
ネットでいろいろ探してみる。

やっぱりアルミ削り出しのとかとても美しいですね。
美しくて渋いのはやっぱり高価ですね〜。

いろいろ探してみよう。
ZRX1200DAEGのトルクロッド。

やっぱりカッコいいなぁ。

ヤフオクで1900円也。

Kawasakiだからきっとスチール製であろうなぁ・・。ゼファー400のトルクロッド3本位あるしなぁ。短くしたらこれと同じになるかぁ。

ミヤビーさんで100円で出てくるの、気長に待とうかぁ。
いやいや、もう一個サス受けを作れば、今のトルクロッドが使用できる。

悩むところです。
2014年7月4日20:35 ヤフオクでピレリディアブロスーパーコルサ前後セットを2200円で落としました。

本番ではありません。ホイールも塗装するし、いそいろシミュレーションしますから、とりあえずというところですね。

随分減っているように見えますが、とりあえずっていうところかな。
23:31 タイヤを落とした結果、いよいよ材料で揃わないものはディスタンスカラーとトルクロッド廻りだけとなりました。

何とラッキーな事に、ディスタンスカラーは倉庫を物色していたら、ZXR400フロント用が出てきたのです。
ディスタンスカラーは、ベアリングを留める役目と思えば、この部分でカットしてニコイチで行けるものと判断しました。

あかんかなぁ・・。

明日ラパイドの大将に聞いてみよう。

「松崎さん、お久しぶりですね〜。」

みたいな。
「大将、ディスタンスカラーってニコイチでもいいのでしょうか?」

「あ〜っはっはっは。今度は何を計画しているので?」

「まだ太くしようかと!」

「まだやることありましたか〜!」
あとはトルクロッド受け。

このおちんちん型の受けを使用し、ゼファー400純正トルクロッドを短くして使用するかです。
ゼファー400純正と、ZRX400純正がガレージにありました。

双方鉄製。

思いの他、重い・・。

悩みます。
katoさんの図面をお借りするならば、トルクロッド受けの溶接位置は、トルクロッドありきか、トルクロッド受け溶接位置ありきかです。これ結構面倒そう・。サス受け溶接位置も難しそう。現在エキセンひっくり返してちょうどの車高だから、ゼファー400アームと同じ位置にサス受けを溶接すると下がる。サインコサイン計算も無理だから、鉄板ビスで仮止めの現物合わせして、ここだっ!という場所で溶接になるかなぁ。

スイングアーム穴だらけになるなぁ(爆)
2014年7月5日6:57 ちょうどヤフオクにゼファー750ポン付けZX-9R流用ホイールを発見しました。

スペックエンジニアリング謹製かぁ。

いろいろ情報が載っています。
シャフト17っぽいなぁ。まさしくポン付け。

ゼファー750のアームにしっかり嵌りそう。
【フロント4ミリオフセットを付けなければ、チェーンがタイヤに接触してしまいます。】とありました。ポイントはここやなぁ。いいタイミングでいい情報を頂きました。

ゼファー400とゼファー750はスプロケット位置同じだったはず。この情報から行くと当たるなぁ。ゼファー400のフロントスプロケットひっくり返したら多少は出るから、それで行こうかなぁ。
最悪はPMCの10ミリオフセットスプロケットがある。いまでもゼファー400のシャフトでフレームスレスレだから、これを付ければフレームを削ることになるでしょう。太いタイヤをはめるために大切なフレームまで削るのは本来の目的と違うような気がします。

【80's後半の安価高性能なレーサーレプリカパーツをふんだんに流用し、走りを追求したZ400FX改。】がコンセプトだった筈。
今までいろんな事にチャレンジしてきましたから、まずはやってみよう。それでも駄目なら違う方法を考えればいい。改めてそう決意しました。
11:00 伊勢のまっちゃんのファクトリーまで、ホイール塗装をお願いしに伺いました。

「毎度です。まっちゃん、忙しいのにゴメンね。」

「いつものテッカテカでいいのかな?」

「はい。時間かかってもいいからお願いしますね。」

「了解です。」
こうして、リアタイヤ180への道は着々と進んでいくのでした。
Z400FX TOPへ  NEXT STAGE

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