![]() |
![]() これは縁起がいい・。 んな訳あるかっ! |
![]() 愛姫ちゃん引っ張り出しましたが・・とても寒い。 |
![]() 出来る事はなるべく済ましておこうと段取りを開始しました。 |
![]() ベストな長さはこの位と予測。 9:30 鈴鹿さんがお見えになりました。 「まっちゃーん!頑張ってるね!しかし寒いな〜。」 「今日はありがとうね!」 「何やっとんの?」 |
![]() 「どれどれ貸してみぃ・」 スポッ。何が違うのでしょうね。気合?技? |
![]() 「しかしあのネットの方はよく考えましたね〜。」 「そやね〜。感心しましたわ〜。参考にしましょう。」 |
![]() 「いい感じですね。」 全てのピストンがPOSHシリンダーに収まりました。 何と手際のよい作業でしょう。やっぱりすごいなぁ。 |
![]() いい感じです。 |
![]() |
![]() 「まっちゃん、何うっとりしとんの〜!上死点までクランク廻してみてよ。」 「そやった。うっとりしてる場合やないなぁ。」 |
![]() 確かにハイコンプピストンですが、奥まっているし、全然余裕な感じがしました。 |
![]() 「そうしましょう・・。」 |
![]() |
![]() 「鈴鹿さん、結構バルブ抜いたり磨いたり組んだり、今回のヘッドは大変やったな〜。それだけに愛着沸いてなぁ・・。今回私なりには最高のヘッドだと思うんさ〜。」 「そうやろなぁ、楽しみやなぁ。ちょっと締めずに載っけてみよう。こんな感じになるのかぁ。シルバーシリンダに、ブラックヘッド、まっちゃん、こういうの好きやな〜。てっきりシリンダは赤色に塗るものかと思ってたよ。」 |
![]() 「最初1.5で、2回目に2.3にしてみない。」 「そうするわ。3年前ミツトモさんのガレージで、軽く締め付けたらクランク廻ったのに、規定トルクで締め付けたらクランク廻らなかったんさな〜。」 さて廻してみよう。 |
![]() !!!! 「久々の感触やなぁ。」 「マジでかいな〜。しかし、うまい事いかんなぁ・・。」 |
![]() 「鈴鹿さん、その通り。これがその時の画像ですが、今と同じ位なんです。」 |
![]() 「鈴鹿さん、疲れちゃった。ここでお昼にしましょう。」 こうして鈴鹿さんと昼食に出かけました。 |
![]() 「まっちゃん、GPのヘッドの燃焼室を広げて使おうよ。ここまで来たんだし。バルブガイド打ち換え、燃焼室拡大、要するにバルブの位置を奥まで移動させるんさ。折角だからGPのヘッド使おうよ。」 「そんな事が出来るの?」 「ワシ、鈴鹿だったらそういう専門の店知っとるに。Z400FXにスーパースポーツ車のバルブ組んだ人もおるに。」 |
![]() 「聞いてみよか?」 「いや、直感でぬわわ万円って予感がするな〜。」 「聞いてみないと解からんなぁ。でも折角ZGPヘッドここまで来たんだんだから。」 「ワシ、今日はこの後、ゼファー400ヘッド組んでみる事にするわ。」 「マジでかいな〜。」 |
![]() 「どうしても今日走らせたいんやな〜。」 「ワシの目を見てみ・・。」 「もう解ったわ・・。ゼファー400のヘッドかいな〜。もったいない気もするけどな〜。」 |
![]() 「まずはゼファー400ヘッドでクランクが廻るか廻らないか、そこを知りたいんさな。」 |
![]() クルン・・クルン・・。 キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━ 「鈴鹿さん、行きましたわ。」 「ホンマやなぁ、やっぱり燃焼室が大きかったんだ。」 こうして、バルブタイミングをあわせていきました。 |
![]() 電装パーツを2人で急ピッチでくみ上げていきました。 |
![]() 代替エンジンと見た目は同じの愛姫ちゃんのエンジン。 本望ではないはずだ。 |
![]() キュ・・・・カチカチカチ・・。 セルモーターはいつも通り元気に廻らない。 「何や〜、まっちゃん、バッテリー充電してなかったん?」 「いや、そんな事は無いんだけどな。」 嫁さんの車にブースターで接続してエンジンをかける。 |
![]() 「まっちゃん、行きましたね。クランクからの音は皆無ですね。」 「おしっこちびりですね。ちょっと走ってくるわ。」 ドッドッドッドッ!ボボボッ!フォーーーーン! 家から100メートル地点、最初の直線でスロットルをひねるとフロントが浮きました。 キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!! |
![]() シュゴォ〜コッコッコッコッコ〜!バラタタタタタッ! TMRから聞いた事の無い吸気音。 ボッボッボ・・・・ボ・・・バフッ・・・・・・・・。 エンジン停止(爆) キュ・・。 セルは全く廻らない。 |
![]() 「まっちゃん、なかなか帰ってこないから心配したで〜。」 「あーしんどかった・・。久々に押した・・。400メートルで止まった。もうセルは廻らないなぁ。」 そして再び嫁さんの車にブースターで接続してエンジンをかける。 「まっちゃん、ブリーザーから凄い排圧かかってるよ。」 |
![]() 「エンジンの内圧さな。ちょっと出すぎかも・・。」 「鈴鹿さんまた新しい単語やなぁ。止まったのはどうしてなんだろう。どうしたらいいのかな。ちょっと一息つくためにも食事に行きましょう。近くにホルモン美味しいところあるんです。食べに行きましょう。」 17:41 こうして鈴鹿さんとホルモン屋さんに到着。 プルルルルル♪ 「しばちゃん?私の家?近所のホルモン屋さんにいるからおいで。」 |
![]() 「あけましておめでとう!毎度!」 「家に行ったら、エンジン出来てましたね〜。ゼファーエンジンになってました(爆)」 「代替去ってまた代替ですね(爆)ちょっと走ったんだけど止まっちゃってね。これからどうしようか鈴鹿さんと相談してたんです。」 「いろいろあるんですね。」 |
![]() 「鈴鹿さん、速かったね。ありがとうね。やっとここまで来たけどね。停まっちゃったのが心配ね。」 「ところで排圧高いといかんの?」 「いかん事は無いと思うけどな。CB750とかも結構出てる。でもあれだけ出るのは心配かな?」 |
![]() 「でもクランクからの音は全く無かったね。おめでとう。」 「部屋で頑張ってきた甲斐がありましたね。排圧の件を抜きにしたら、何とか成功ね。本当によかった。」 こうして3人でホルモンを満喫しました。 |
![]() 「鈴鹿さん、これはやっぱり・・。」 「そやね・・。何かあるね・・。かなり出てますからね。」 「ちょっと尋常じゃないな〜。何なんでしょうね。明日もう一度明るいところで見てみますね。」 |
![]() 折角クランクからの異音は収まったのに、あともう少しのところなのに、とてもブルーになりました。 何と言っても鈴鹿さんに朝から出向いてもらって、柴ちゃんも陣中見舞いに名古屋から来てもらったのに、申し訳なくて仕方が無かった。 |
![]() 「鈴鹿さん、今日はありがとうね。」 「いやいや〜。こちらでも何か情報をつかんでおきますね。まっちゃん、そんなに落ち込まないで。着実に前に進んでますやん。最後はきっとうまく行くから。」 「ありがとう。柴ちゃんもありがとう。」 「いえいえ。元気出してください。」 こうして二人とお別れしました。 |
![]() |
![]() オイルを抜きました。オイルは乳化して大量の泡で真っ白になっていました。何かがおかしい。でも何がおかしいのか解からなかった。 クランクメタルがガジってるとそこで摩擦が生じ、オイルが沸騰してオイルが気化してブリーザーから煙が出るという情報も得ました。 カムプラグが焼きついてそこで摩擦が生じ、オイルが沸騰してオイルが気化してブリーザーから煙が出るという情報も得ました。 |
![]() でも改善されなかった・・。 POSHエンジンからPOSHシリンダとピストンを抜き、友人に手伝ってもらってこの煙・・。 全てを失ったような気がしました。 |
![]() いつも肝心なときに・・。 |
![]() ![]() |
Copyright (C) 2006 MDS matsusaki denki sho-kai. All rights reserved.