2011年7月3日 この日は日曜日。昨日仕事でしたので久々に朝から高見峠頂上まで走ることにしました。

POSHエンジン、TMR32キャブ、メイン145、スロー27.5、クリップ下から2、モリワキショート&ラージサイレンサーの組み合わせで、しっかりと峠を走ったことがなく、この日試してみたかったのです。

10:00飯高道の駅。

ようさんお見えでした。
10:14 飯高道の駅から高見頂上を目指します。

パヒャァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!

さてさてこのエンジン、ベースはゼファー400(知ってるか・・)

ゼファー400の42.0の超ショートストローククランクに62.0のビッグボア、そしてハイコンプ。十分な走りを見せるけれど、悲しいかな登りは廻さないと引っ張っていかないのである・・。CBR250RRやバンディット250のフィーリングと同じね。廻してトルクを稼ぐという感じ。
パヒャーー!
パヒャァァーーーー!
パヒャァァァァァーーーーッ!

8000、9000、10000、11000回転を繰り返します。

シフトチェンジが忙しいの、でもこれが400マルチの醍醐味なんですよね。
直線が見えたら全開っ!

パヒャァァァァァーーーーッ!
パヒャァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!

鋭い加速を見せます。このマシンは10000回転を超えると面白い挙動を見せ始めます。暴れだすというか踊っているというか。

でもこの加速が以前の黒赤エンジンよりも鋭い加速かどうかは、この時点では解らなかったのでした。
国道166のいいところは、写真のとおり日曜日だというのに車が殆どいないことなんです。

広い道、美味しい空気、殆ど来ない対向車。

都会の方からすると羨ましいかな。
こういうS字の上りは嬉しくなっちゃいます。Z400FX乗りにとってR166は本当にリフレッシュ出来る道なのかも知れませんね。

道中トンネルの中は冷蔵庫のようでした。

究極の節電とは、トンネルの中で過ごせばいいなぁ・・とかアホな事を考えながら走っていました。
10:27 いよいよ高見峠頂上の気配・・。

この辺り結構いいペースで走り続けていました。
10:32 いよいよ高見のループが見え始めます。昔はフレームがよじれ、タイヤが滑り出すというマシンでしたが、今では、確実にエンジンが負けているという感じですね。
10:35 頂上に到着。

ちょっと廻しすぎたのか、エンジンがいつまで経ってもチンチン言ってました。
油温を確認すると、100℃を超えていました。








廻しすぎ。
ここ高見の頂上は大体涼しいのですけどね。

この日は30℃を確実に超えていました。

今年の暑さは尋常ではないなぁ。
あんなに寝かし込んでもタイヤの端っこはこんな感じでした。

ヘタレレーシングチーム・・。
あとはトムトムさんにアンコ調整して頂いたシートもいい感じでした。

この月の終わりには、静岡のチャリティーミーティングが待っている。今のところメンテナンス上は何の問題もない。しいて言うなら、全開時にもっと伸びるようになれば楽チンなのにな・・という感じ。
ショートストローク高回転エンジンの魅力は、この後下りで体感することになりました。エンブレ時のバックトルクね。ずっと後ろから糸で引っ張られている感じ。

片道40キロくらいかな。たったそれだけでもとても気持ちのいいステージでした。



また涼しくなったら来よう・・・。
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