2011年4月29日 この時点で廻りすぎるギア比とすべり倒すクラッチが課題になっていました。 まずはクラッチハウジングをゼファー400純正からZ550FX純正に交換して回転を抑え、クラッチも強化クラッチに交換する。ハウジング交換は、ギア比改善とクラッチの強化双方の改善が出来る。ここをおさえておけば、あとはスプロケット交換だけで済む。 けれども作業プロセスは結構多い。 今までのZ400FXエンジンに搭載されるZ550FXクラッチハウジング一式を抜き、新しいエンジンからゼファー400純正クラッチハウジングを外し、移植する。私の家にはコンプレッサーがないため、強力なエアーインパクトが使用できない。そして、30パイという大きなソケットもない。 思い立ったが吉日・・。 10:06 おうちの裏の板金屋さんまで自転車で様子を見に行きました。 |
Stage008でファイヤークラッカーレッドに塗装して頂いた板金屋さんです。大将お見えになられたっ! 「大将、ご無沙汰しています。」 「今日はどうしたんやな。」 「いつもごめんなさい。今日外したいものがあって・・エアーのトルクレンチと30パイのナットがないと外れないパーツなんです・・。」 「もっておいで・・。」 「これかぁ・・なるほど。」 「大将、いけますか?」 「プーリーの押さえバンドもあるし、スライドハンマーもいるなぁ、あるからいけるなぁ。」 「お・・お願いします。」 |
ガガガガガガガガガッ!プルルルルルルーン!スポッ! 「早っ!」 「大将、この小さいギアも抜いて欲しいんですけど・・」 「これもかな?」 「はい。」 ボルトをはめてスライドハンマーで スコンスコンスコンスコンスコンスコンスポッ! 「早っ!」 |
「バイクのほう、もっておいで・・。」 「はい・・・。」 アカン・・オイル抜かないと・・。 ほとんどこんな感じのノリで・・。 |
抜いたー! クラッチカバー外さな・・ ほとんどこんな感じのノリで。 |
「大将、もって来ました」 ガガっ!スポッ! 「さっきより軽いな〜。」 ギアも スコン!ぽろっ! 「こっちもさっきより軽いな〜。」 |
ゼファー400のギアに穴がないのも解る気がしました。こうしてゼファー400エンジンに550クラッチハウジングが付いていきました。 |
並べてみる。 こんなに大きさが違う・・。これは前に進まないはずじゃ! |
13:03 走ってきた! 6速4000回転で85キロまで・・いい感じ。これでフロント17丁で終了やなぁ。 っていうかハウジングの音が前のエンジンと同じ音がする。 ウィーンって感じです。 何だか面白いなぁ。 |
14:03 メインジェットの確認を行いました。 43歳、近くが見えないのでデジカメで撮って拡大かぁ。 137.5 現在のところ結構薄いと思う。 |
16:01 結局伊勢のエアクールさんに謎Zさんがいることを突き止めお伺い・・。 お店には三重Kawasaki会のナガイさんお見えになりました。 「まっちゃ〜ん。何しとんのやな。」 「ナガイさん・・毎度です。キャブセッティングです。」 「そうかな!頑張ってなぁ。」 |
ナガイさんのZ1。 カッコイイんだな。 |
「謎Zさんはお見えですか?」 「中におるんな、呼んでおいない。」 |
と言うことで謎Zさんを呼びつけ、メインジェットを♯150に上げていただきました。 試運転をしました。アクセルに付いてくる感じ。 「どうですか?」 「今までとは全く違いますね。答えは解らないけれど良くなっています。」 |
「5月3日は大阪なんでしょ・・。」 「そうですね・・久々の遠いところね。楽しみです。」 「気をつけてね。」 久々の大阪遠征。 ちょっとエンジン積みたてだけに不安はありました。 |
16:42 帰り道、恐るべき伸びを見せました。 クラッチも全く滑らないし。 でもメインジェット150でもまだ薄いかな? って・・・・・ |
ファンネルつけてから判断せいよ〜(爆) |
Z400FX TOPへ NEXT STAGE |
Copyright (C) 2006 MDS matsusaki denki sho-kai. All rights reserved.