2011年4月17日 ゼファー400エンジンを夜中まで積んだなんと次の日、針テラスZミーティングの日がやってきました(爆) この日は昨晩のエンジン換装の興奮冷めやらずで、朝5:40夜明けと同時に走りに行きました。でもちょっとおかしい・・。ブリーザーホースから大量の湯気が出ているのと、オイル窓を見て白濁したオイルを発見してしまったのです。 「あ・・あかん、このエンジン水入ってるわ・・・。このままだとエンジン逝ってまうわ・・。」 7:56 案の定ナオちゃんから電話がかかって来ました。 |
「ひでやん〜!どや〜!準備はいいか〜!」 「ナオちゃん、ごめん〜、今日はあかんわ〜!」 「かーっ!気合のないやっちゃな〜!サブイ奴やのう!それでもお前はバイク乗りかぁ〜!」 「全部!マークついてるやん。元気ええなぁ・・それがさの〜、エンジンに結構水入ってるみたいだから、松阪のアピタ開店と同時にオイル買って、入れ替えてから行くから、そんなこと言わんといて〜なぁ・・。」 「針テラスまで来るんやな〜!」 「行くわさ〜、ちょっとだけ遅刻するだけやに〜。」 |
ということで、10時開店と同時にアピタでCastrol Fomula RS 10W-50 3,980円を購入し、早速入れ替えて10:40には一志嬉野インターを目指して走っていました。いよいよ高速に乗る。6速5500回転でぬわわキロ・・・。5500回転だからごっつい音していました。 こんな回転だから油温もすぐに100℃を超えていく・・。 ★ここで大切な事に気が付いたっ! ただ走れているだけで、キャブセッティングとかいいの〜! 薄いも濃いもさっぱり解らないという(爆) どんなんや〜! |
11:06 関ドライブインに到着しました。 オイルを交換したばかりなのに、またまたブリーザーホースから大量の湯気が出だした・・。オイル窓も早朝よりはマシだけど、まだ白濁している・・。 「これは今日はゆっくり運転しないと、マジでエンジン逝てまうわ。」 そう思いつつ、電話で鈴鹿さんに電話をしました。 「まっちゃん、もう針にいるよ。むらちんさんも来てるで〜。ナオちゃんも、謎Zさんもおるよ〜。はよ〜おいで〜。」 |
「何と!福井のむらちんさんおいでですか・・急ぎますわ〜。」 実は後で知ったことなのですが、むらちんさんとはニアミスでお逢い出来なかったのです。 でもこの写真を見る限り、確かにこの時刻にむらちんさんはおみえになられたのです。 いろいろ募る話があった・・。お逢いしたかった・・。 |
むらちんさん撮影の鈴鹿さん。 メッサいい感じですね。 |
むらちんさん撮影の謎Zさん。 でた〜っ! 昨晩遅くに松阪で圧縮比計ってたオッサン、メッサ笑顔ですやん! すっかり有名人である。 |
むらちんさん撮影のナオちゃんのマシン・・・だけ? むらちんさんはマシンだけを見て、ナオちゃんのマシンと解ったとのこと。 このマシンもこのBBSで相当有名になってきたなぁ・・。 |
話は戻りますが、ちょうどその頃、関ドライブインのコンビニで、ずっとアイドリング状態でエンジンの調子を見ていました。 帰るべきか、行くべきか。 それほどオイルキャッチタンクからの湯気が凄かったのです。 普通は帰るわな。 でも大阪方面に出発しちゃうのです。 |
11:15 名阪国道に乗りました。 このエンジンの様子を見る。 5000、6000、7000・・。ここからが凄いんです。 8000、9000、10000、11000、12000。 ぬわわ50キロ。 あ〜ら、よく廻ること・・ギア比がもっと上なら、もっと行くのにな・・。 |
エンジンは悲鳴をあげながら走り続けていました。 油温が105℃を廻ったとき異変が。 ロードギャップを拾う度に高回転になる。 フォーーーーーーーンッ! あ・・あかん、クラッチ滑り出したっ! |
本当にもう少しだけでも、ギアがあればいいんだけどな〜。 何度もそう思っていました。 せめてZ550FXのクラッチハウジングが欲しい・・。 |
6000回転、ぬわわキロの状態が続きます。 油温は100℃で安定しているものの、クラッチがかなり滑るようになってきました。 |
それだけ高回転を維持している訳ですから、エンジンにはあまり良くない状況が続きます。 あれれ?ミッション換えられなくなった・。 針テラス直前で、CORECEのシフトチェンジべダルの先っちょを落としていることに気が付きました。 またパーツを落としてきているか〜っ! |
11:44 何とか無事に針テラスに到着しました。 「まっちゃ〜ん、ここ、ここやに〜。」 「おおぉ〜鈴鹿さん。」 「おおぉ〜まっちゃん。むらちんさん、ほんにさっきまでいたんやに。残念やなぁ〜。」 「そうね〜。ところでシフトチェンジの棒落としてきちゃったよ・・。」 「はははは。ようこんなんで走ってきたなぁ、近くにホームセンターあるか聞いてみたるわな・・・。」 |
「すまないなぁ。」 「まっちゃん、近くにコメリあるて。ビス買いに行こう。」 と言うことで鈴鹿さんのマシンの後ろに乗り、近くのコメリまで。 ビューーーーーーッ・・ビューーーーーーッ・・ビューーーーーーッ 「鈴鹿さんのマシンは太っとい音しますね〜。低速トルクもあるし。」 「そうかなぁ。先日まっちゃんのに乗ったときのほうが速かったで〜。」 |
ヘルメット越しにそんな会話をしながらコメリに到着し、代替のビスを購入して帰りました。 「おおぉ〜まっちゃん、えらいもん落としてきたなぁ。」 「おおぉ〜謎Zさん。昨晩は圧縮比計測本当にありがとうございました。謎Zさんに計測頂けなかったら今日はここに来る事は出来ませんでしたから。」 「いえいえ。しかしこれを落としてよく来たものです。」 「針テラスに到着する直前だったんですよ。カッコよく登場するつもりが、1速だけで・・・ビービーとね・・カッコ悪っ!」 |
「こんな感じでいいのかな〜。」 「謎Zさん、ありがとう。これで何とか帰れますわ。」 「ゴムテープで巻いておきましょう・・。」 「何から何までサンキューです。」 |
こうして、ミッションチェンジ不能状態は回避出来ました。 |
12:15 会場には数々のZがずらり。 このZ1Rも全て微妙にタンクの色がちがったり、オーリンズの形状が違ったり・・。 |
いろんなZが集結していました。 皆さん相当お金をかけている仕様。 ノーマルの方もおみえでしたけど。 |
駐車場の北側にもスペシャルマシンたちが集結していました。 |
この日は本当に天気もよくて気持ちよかったな。 ただ、昨晩の興奮冷めやらずで、寝不足だったのでちょっとしんどかった。 |
12:26 ほとんどノーマルのZ400FXもお見えに。 BEET管、ロックハート、ポイントカバー位しか変更してなくてとてもナチュラルな改造。 タンクにはコーションラベル。 私もファイアークラッカーレッドの時代が長かったなぁ。 何だか懐かしい感じがしました。 この時間頃に鈴鹿さんとお別れしました。 |
12:40 「ひでやん〜!ワシらもそろそろ帰ろか〜!」 「ワシなぁ〜、寝不足で、もうあかんわ〜。さっきトイレにいったら、しゃしゃくだり(←伊勢弁)やったわ。もう歳やな〜!さて、どっちから帰るの?高速?高見峠?」 「今日は高速から帰ろに〜。」 「そうしましょう。」 こうして、私、ナオちゃん、謎Zさん3人で高速で帰ることになりました。 |
ゼファーイレブン、ゼファー750エンジンザッパーと併走。 エンジン積みたて、ギア比いい加減、キャブセッティングもおぼそかないまま、全開で走り続けました。行きはそんなに滑らなかったけど、油温か水交じりエンジンオイルの関係か、帰り道はクラッチが完璧に滑り出した。 フォーーーーーーーーーーンンンン。 オートマチックか。 壊れるわ・・。 |
芸濃Pで休憩を・・。 「ひでやん、はっきり言って今回のエンジン、音は凄いけれど、前よりも遅いんじゃない?」 「そらそうね、まずギア比。6速8000回転廻してもぬわわ40キロしか出ない状況ではちょっとね・・。」 「ギア比の問題なん?」 |
「このエンジンは12000回転まで廻る。アクセルについてこないというのもあるけれど、こんな回転まで廻してもあきませんという感じかな?POSHシリンダーとピストンを積むこのゼファーエンジンのポテンシャルは結構高いと思うんだけど、あとはこのCRのキャブセッティングを煮詰めることと、ギア比、特にZ550FXのクラッチハウジングへの交換と、今、フロント16丁だから18丁にしないと話にならないかな。」 「それで何とかなるん?」 「何とかなると思うで。クラッチ滑り倒す位だからパワーはあると思う。廻せばパワーは十分ある。あとはそれを生かすだけかな。」 |
「そんならええけど〜、なんや、ひでやん元気ないから、このエンジン積んで失敗やったのかな〜と思って。」 「代替エンジンやに〜。あくまでも代替エンジン。元気がないのは、寝不足かな。正直、興奮して一睡も出来なかったんだから。」 「そんならええよ・・。」 「まっちゃんのエンジンメニューは、ワイセコやタカトリ、まだまだたくさんありますよ。焦らず、時間をかけて降ろしたエンジンを何とかしましょう。」 「謎Zさんのおっしゃるとおりだとおもいます。まずは様子を見る。これに限りますね。」 |
こうして、また3台で走りました。 ナオちゃんは帰り道ずっとチョケていました。 久居インターの5キロ手前からずっとハングオン。 このオッサン、もう43歳。 不思議。 なんでこんなおチョケなんやろ。 |
そうか〜。この男も寝不足やったんや。 壊れすぎ。 |
時刻は14:17になっていました。 この日は帰ってから、このエンジンにしてから2回目のオイル交換をしました。まだオイルは白濁していました。相当水が入っていた様子。 でも、新しい血液を入れては、コンディションが良くなっていきました。 この代替エンジンのポテンシャルを引く出す日はやってくるのだろうか? そう思い続けたツーでした。 |
Z400FX TOPへ NEXT STAGE |
Copyright (C) 2006 MDS matsusaki denki sho-kai. All rights reserved.