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![]() この日は昨晩のエンジン換装の興奮冷めやらずで、朝5:40夜明けと同時に走りに行きました。でもちょっとおかしい・・。ブリーザーホースから大量の湯気が出ているのと、オイル窓を見て白濁したオイルを発見してしまったのです。 「あ・・あかん、このエンジン水入ってるわ・・・。このままだとエンジン逝ってまうわ・・。」 7:56 案の定ナオちゃんから電話がかかって来ました。 |
![]() 「ナオちゃん、ごめん〜、今日はあかんわ〜!」 「かーっ!気合のないやっちゃな〜!サブイ奴やのう!それでもお前はバイク乗りかぁ〜!」 「全部!マークついてるやん。元気ええなぁ・・それがさの〜、エンジンに結構水入ってるみたいだから、松阪のアピタ開店と同時にオイル買って、入れ替えてから行くから、そんなこと言わんといて〜なぁ・・。」 「針テラスまで来るんやな〜!」 「行くわさ〜、ちょっとだけ遅刻するだけやに〜。」 |
![]() こんな回転だから油温もすぐに100℃を超えていく・・。 ★ここで大切な事に気が付いたっ! ただ走れているだけで、キャブセッティングとかいいの〜! 薄いも濃いもさっぱり解らないという(爆) どんなんや〜! |
![]() オイルを交換したばかりなのに、またまたブリーザーホースから大量の湯気が出だした・・。オイル窓も早朝よりはマシだけど、まだ白濁している・・。 「これは今日はゆっくり運転しないと、マジでエンジン逝てまうわ。」 そう思いつつ、電話で鈴鹿さんに電話をしました。 「まっちゃん、もう針にいるよ。むらちんさんも来てるで〜。ナオちゃんも、謎Zさんもおるよ〜。はよ〜おいで〜。」 |
![]() 実は後で知ったことなのですが、むらちんさんとはニアミスでお逢い出来なかったのです。 でもこの写真を見る限り、確かにこの時刻にむらちんさんはおみえになられたのです。 いろいろ募る話があった・・。お逢いしたかった・・。 |
![]() メッサいい感じですね。 |
![]() でた〜っ! 昨晩遅くに松阪で圧縮比計ってたオッサン、メッサ笑顔ですやん! すっかり有名人である。 |
![]() むらちんさんはマシンだけを見て、ナオちゃんのマシンと解ったとのこと。 このマシンもこのBBSで相当有名になってきたなぁ・・。 |
![]() 帰るべきか、行くべきか。 それほどオイルキャッチタンクからの湯気が凄かったのです。 普通は帰るわな。 でも大阪方面に出発しちゃうのです。 |
![]() このエンジンの様子を見る。 5000、6000、7000・・。ここからが凄いんです。 8000、9000、10000、11000、12000。 ぬわわ50キロ。 あ〜ら、よく廻ること・・ギア比がもっと上なら、もっと行くのにな・・。 |
![]() 油温が105℃を廻ったとき異変が。 ロードギャップを拾う度に高回転になる。 フォーーーーーーーンッ! あ・・あかん、クラッチ滑り出したっ! |
![]() 何度もそう思っていました。 せめてZ550FXのクラッチハウジングが欲しい・・。 |
![]() 油温は100℃で安定しているものの、クラッチがかなり滑るようになってきました。 |
![]() あれれ?ミッション換えられなくなった・。 針テラス直前で、CORECEのシフトチェンジべダルの先っちょを落としていることに気が付きました。 またパーツを落としてきているか〜っ! |
![]() 「まっちゃ〜ん、ここ、ここやに〜。」 「おおぉ〜鈴鹿さん。」 「おおぉ〜まっちゃん。むらちんさん、ほんにさっきまでいたんやに。残念やなぁ〜。」 「そうね〜。ところでシフトチェンジの棒落としてきちゃったよ・・。」 「はははは。ようこんなんで走ってきたなぁ、近くにホームセンターあるか聞いてみたるわな・・・。」 |
![]() 「まっちゃん、近くにコメリあるて。ビス買いに行こう。」 と言うことで鈴鹿さんのマシンの後ろに乗り、近くのコメリまで。 ビューーーーーーッ・・ビューーーーーーッ・・ビューーーーーーッ 「鈴鹿さんのマシンは太っとい音しますね〜。低速トルクもあるし。」 「そうかなぁ。先日まっちゃんのに乗ったときのほうが速かったで〜。」 |
![]() 「おおぉ〜まっちゃん、えらいもん落としてきたなぁ。」 「おおぉ〜謎Zさん。昨晩は圧縮比計測本当にありがとうございました。謎Zさんに計測頂けなかったら今日はここに来る事は出来ませんでしたから。」 「いえいえ。しかしこれを落としてよく来たものです。」 「針テラスに到着する直前だったんですよ。カッコよく登場するつもりが、1速だけで・・・ビービーとね・・カッコ悪っ!」 |
![]() 「謎Zさん、ありがとう。これで何とか帰れますわ。」 「ゴムテープで巻いておきましょう・・。」 「何から何までサンキューです。」 |
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![]() このZ1Rも全て微妙にタンクの色がちがったり、オーリンズの形状が違ったり・・。 |
![]() 皆さん相当お金をかけている仕様。 ノーマルの方もおみえでしたけど。 |
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![]() ただ、昨晩の興奮冷めやらずで、寝不足だったのでちょっとしんどかった。 |
![]() BEET管、ロックハート、ポイントカバー位しか変更してなくてとてもナチュラルな改造。 タンクにはコーションラベル。 私もファイアークラッカーレッドの時代が長かったなぁ。 何だか懐かしい感じがしました。 この時間頃に鈴鹿さんとお別れしました。 |
![]() 「ワシなぁ〜、寝不足で、もうあかんわ〜。さっきトイレにいったら、しゃしゃくだり(←伊勢弁)やったわ。もう歳やな〜!さて、どっちから帰るの?高速?高見峠?」 「今日は高速から帰ろに〜。」 「そうしましょう。」 こうして、私、ナオちゃん、謎Zさん3人で高速で帰ることになりました。 |
![]() エンジン積みたて、ギア比いい加減、キャブセッティングもおぼそかないまま、全開で走り続けました。行きはそんなに滑らなかったけど、油温か水交じりエンジンオイルの関係か、帰り道はクラッチが完璧に滑り出した。 フォーーーーーーーーーーンンンン。 オートマチックか。 壊れるわ・・。 |
![]() 「ひでやん、はっきり言って今回のエンジン、音は凄いけれど、前よりも遅いんじゃない?」 「そらそうね、まずギア比。6速8000回転廻してもぬわわ40キロしか出ない状況ではちょっとね・・。」 「ギア比の問題なん?」 |
![]() 「それで何とかなるん?」 「何とかなると思うで。クラッチ滑り倒す位だからパワーはあると思う。廻せばパワーは十分ある。あとはそれを生かすだけかな。」 |
![]() 「代替エンジンやに〜。あくまでも代替エンジン。元気がないのは、寝不足かな。正直、興奮して一睡も出来なかったんだから。」 「そんならええよ・・。」 「まっちゃんのエンジンメニューは、ワイセコやタカトリ、まだまだたくさんありますよ。焦らず、時間をかけて降ろしたエンジンを何とかしましょう。」 「謎Zさんのおっしゃるとおりだとおもいます。まずは様子を見る。これに限りますね。」 |
![]() ナオちゃんは帰り道ずっとチョケていました。 久居インターの5キロ手前からずっとハングオン。 このオッサン、もう43歳。 不思議。 なんでこんなおチョケなんやろ。 |
![]() 壊れすぎ。 |
![]() この日は帰ってから、このエンジンにしてから2回目のオイル交換をしました。まだオイルは白濁していました。相当水が入っていた様子。 でも、新しい血液を入れては、コンディションが良くなっていきました。 この代替エンジンのポテンシャルを引く出す日はやってくるのだろうか? そう思い続けたツーでした。 |
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