2006年6月12日 この日は夕方から伊勢のまっちゃんさんのところに。

謎のKawasakiZ乗りさんが謎Zでお見えになりました。

はじめて見る謎Z。

ザッパー改。
ゼファー750エンジン公認。

FCR35。モリワキモナカ直管仕様。

この時点でおしっこちびりそう。
前後XJR400ホイール。フロントフォークはゼファー750。

ザッパーはテールカウルが跳ね上がってていい感じ。

車体は非常にコンパクト。

テールランプはおなじみ、Z400FXと共通なんだな。
丸いタンクにセパハンが非常にいい感じ。
ラウンドクーラーも絶妙にマッチしていました。
あわせて伊勢のまっちゃんさんのZ400FXも謎ZさんによるエンジンフルOHを終えて慣らし運転中。知らない間にE3外装に変化していました。
まさしく新車の如く・・・もの凄く綺麗。
ロックハートのオイルクーラーが新鮮。

装着はゼファー400のオイルクーラーを途中でぶった切って、出口をラッパ形状に変化させてゴムホースをバンドで装着させるという凝った仕様。

「今まで数々のZ400FXを見てきたけれど、この仕様は見たことないなぁ。」

「ロックハートのコア自体は安いもの。取り出し口が高いんです。こうして加工すれば安くつくし、ゼファー400のオイルパンも使用出来ますからね。」
こういうお金をかけずに性能を意識したオリジナルカスタムには脱帽せざるを得ない。

結構冷えるというから、まさに考えたカスタムといえよう。
「謎Zさん、ちょっと私のマシンに乗っていただけますか?」

「いいいのですか?」

「是非、見てみてください。」

ドッドッド、コォーーーーッ!バーーーーーン!ババーーーーーン!!

「まっちゃんさん、ワシのマシン、あんなにうるさかった?」

「あの人、ライディングポジションになると、配線切れるんです。」
バーーーーーン!ドヒューーーーーン!ドッドッドッドッド。

「謎Zさん、どうですかぁ。」

「これは・・・速い。FCRもCRもパワーバンドでは同じなんだな。Z400GPのカムや、GPz400Fのヘッドがそうさせているのでしょうね。まっちゃん、よくここまで頑張りましたね〜。」

「そ・・そうですか・・・。」

何だか嬉しかった。
謎Zさんのマシンをもう一度ゆっくり観察することに。

フロントホイールのカラーに注目。

ダストシールレス。カラーでダストシールの役割をさせるという加工。
拡大すると解るかな。シールと全くの同寸でカラーを加工すると、シールが必要ないという合理的な加工方法だったのです。
ハンドルストッパーも、アンダーステムにビス止め加工。

こうしたオリジナルカスタムがいい感じ。
Kawasaki旧車のキャンディカラーは奥が深くていいなぁ。
エンブレムの部分だけ、サイドカバーがあらかじめ凹んでいるのでした。そのあたりも凝ったつくりでいいな。
タンク形状はZ2と同じに見えました。けrども、ザッパー系は車体自体がコンパクトで、タンクもZ2と比較すると小さいらしいのです。
XJR400ホイール装着、前後17インチ仕様だと、ザッパーはさらにひとまわり小さく見えました。
2台並べていただきました。

大きさほとんど同じだったり。

Z400FXのネックの高いこと、起こした時の重いこと、いろいろ試して見ていました。
Z400FXとザッパー。暗くなるまでじっと眺めていました。
足廻り17インチ化で煮詰めたマシン、とりあえず装着したマシンの差を見るような一日でした。

フロント換装まで、課題も多いなぁ。

教科書のようなマシン。私のマシンの足廻りの答えは、装着して試乗して、様子を見る、この繰り返しをしないとなかなか煮詰まりそうにない、先の長さを感じていました。

まだまだベストな足になるのは先のようです。そう感じる一日でした。
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