残された課題のひとつ。フロントブレーキキャリパーの固着。バラしてみましたが、ダストシールが飛び出て修復不能であることが解りました。 実はバラしてシール類も綺麗にして元に戻そうと考えていましたが、ダストシールが使えないとなればOHキットを注文しないといけない。 |
シールはピストン、ダスト共Z400FXのもので1個500円位。今度はピストン2つだからシールは合計8つ必要で最低4000円かかる。また、この固着したピストンを引っこ抜いてそのピストンを使用することとなる。 |
ひょっとして・・と思い、ヤフオクでZX-4フロントブレーキキャリパーを検索してみた。 100円から転がっている。 目を疑いました。 あのZX-4のパーツはこんな値段で・・。 後から調べてみるとキャリパーピッチ45ミリのものはゼファーでもZRX400でも流用出来ないし中途半端な位置づけ。 解るような気がしました。 |
その中でも、ピストンに固着なし・という説明のものを3000円で発見。 筐体は汚いけれど、固着していないのであればと思い入札開始。 |
そして無事落札出来ました。 シールの値段でキャリパー毎買えるなんて。 |
2010年3月4日 落札したキャリパーが届きました。 とても綺麗で説明どおり固着なしっぽい。いい感じでした。 早速ブレーキホースをつないでエアー抜きをして、ブレーキの油圧で両ピストン共キワまで出し、プラスチックペンチで抜いてみる。 気が付くとわたしオイルでグズグズですやん。 キャリパーピストン抜くのに気の遠くなる作業・・。でも仕方がないし。エアーコンプレッサー欲しいところ。 |
ピストンは結構綺麗なものでした。これなら使用できると確信しました。 っていうか、ドナー君の上にベニヤ板乗せて作業場にされてますやん。 |
磨けば光る・・というやつですね。 慎重に磨きました。 新品のように蘇っていきます。 |
続いてキャリパー筐体のお掃除に。 |
シールを外しました。ゴムもしっかりしていて、掃除をすると結構綺麗になりました。これはいける・・。 っていうか、Z400FXのセルモーターカバー、部品置き場にちょうどいいですやん。 |
マイナスの精密ドライバーでアルミの腐食カスを掃除していきます。 メッサ沢山出るんですよね。 |
パーツクリーナーでブシューッとお掃除。こちらもかなり光ってきました。 |
いよいよ綺麗にしたシールをはめていきます。 |
最後にラバーグリスを塗りピストンをはめました。 スコっ! 外すのペンチで思いっきり、入れるのは指でした。 これはいい感じになりそう。 この日はキャリパーを装着して終了。 |
2010年3月5日 長い雨がようやく止み、バイクを外に出すことが出来ました。 というより、正常に走りたくて仕方がありませんでした。 |
やっとここまで来た。寝不足な一週間でした。 明るい所で初めて見たような。 140なのに、凄く太く見えるタイヤ。長年120でしたからね。 |
ほぼ一週間ぶりに流してきました。 ブレーキメッサ利きます。嬉しい。 心配してたフロントのステムのガタつきはブレーキをかけても全く動じず。 それよりもバイクを起こすのがとても軽い。あのフロントステム毎持ち上げた時の重力の差なのか、17インチになったからなのかは解らない。 |
交差点カーブの曲がり方が全く別物のマシンになっていました。 フロント17インチってこんな挙動なのね・・。 と何度も思いました。 サスも倍くらいの硬さあるかな。ちょっとしたギャップは今まで全く伝わってこなかったけれど、こいつは全てにおいて伝わる。 |
全てにおいてクイック。これは慣れるまで時間がかかると思います。 少しずつ、勉強ですね。 |
Z400FX TOPへ NEXT STAGE |
Copyright (C) 2006 MDS matsusaki denki sho-kai. All rights reserved.