2009年の暮れに家族でワンピースの映画を観に三重県内を徘徊するもどこもかしこも予約一杯(悲)そこで名古屋はTOHOシネマズまで行きました。映画を見るともれなくもらえる0巻は欠品で増刷中とのこと(涙)

年が明けたらもらえますよ〜とのことで、2010年1月3日にまたまた家族で0巻だけ取りに名古屋まで(爆)

名古屋に行ったらイトウ君のガレージに寄ろうと家族で訪問することになりました。
「イトウ君、こんにちわ。」

「今日はスーツじゃないんですね。しかも家族で(汗)」

「これですかぁ、アキヤマ先生とアダチさんが言ってたマシンって。」

「そう、これ。ただのゼファーの足廻りついたフェックスですよ。」

「なかなかのものですね。」
「まっちゃんさん、ひょっとして・・・。ダメですよ。まっちゃんさんはFXの足で頑張っていただかないと、ここ観てる人たちドン引きですから。」

「解ってますよ。ただ、なかなかのものですからね。装着されていますからね、既に。」

「ダメですって。」
「うまいことしてますね、溶接もそこらじゅうしてますね。補強バッチリですね。エンジンかかるの?」

「乗ろうとしてません?1年くらい前はかかったんですけどね。部品をちょこちょこ取っていく間に、もう不動ですね。」

「そうですかぁ。もったいないな〜。」

という会話をして1ヶ月という日が過ぎようとしていました。
2月7日 Stage136はインチキレーシングのツーリングに出かけました。
ツーリングから帰ってからもイトウさんのガレージにあるFXが脳裏から離れなかった。

2月20日。ついに電話をしてしまいました。

「イトウ君、まだあるの?あの赤いFX。」

「まっちゃんさん、もう何回目ですかその電話。もう準備してありますからいつでもどうぞ!」

「明日、取りに行きますわ。」
2010年2月21日 いよいよイトウ君のガレージに伺う日がきました。鈴鹿さんが一度イトウ君のガレージに行ってみたいな♪と言ってたので、一緒に行くことになりました。

実は私もヤフオクで鈴鹿に気になるFXがあって、鈴鹿さんはそのお店をご存知だったので連れて行ってもらうことにしました。
片付けないと私のガレージにはもう一台FXが入るスペースがない。出かける前に大掃除をしました。

愛姫ちゃんを出してエンジンをかけました。

キュルルル・・ボボボボボボボッ!

「なんや、びしょびしょやないか〜。」
もう一台来るからか愛姫ちゃんは既に興奮しているようでした。


濡れすぎ。
恒例、嫁さんのお父さんにトランポを借りに行き、その足で鈴鹿を目指しました。鈴鹿さんは別のガレージでKZ1000MkUのエンジン積み替えのお手伝いをしていました。
「お〜!まっちゃん、久しぶりぃ。」
「久しぶりですね。」
「あと20分もしたら出るから行きましょうか。」
「了解!」

11:53 例のお店に到着しました。
100台はあったかな?大型バイク、400が中心。その中でも独特のオーラを放ったマシンがありました。一目ですぐに解りました。

まざーぐーす♂さんに教えてもらった、89TZRの足廻り。特にこのスイングアームの形状がFXに似合っている。この角度が一番おしっこちびりかな。

リアは150がはまっていました。Z400FXはスリムだから、150でもメッサ太く感じるんですよね。89TZRのスイングアームがギリギリスレスレにマフラーをかわして装着されていました。レイダウンもアキヤマ先生の記録に迫るって感じかな。
バックステップは私と同じコワースを加工してありました。

マスターをステッププレートに装着するのではなくセパレートに離してあって、マスターが目立たないように、今風でないように工夫してありました。
このあたり、いろんなものが複雑に交差しているんだけれど、全て数ミリ単位で交わしてありました。
150タイヤとチェーンの間は5ミリ位だったでしょうか。

今回のこのマシンは全てが数ミリ単位で緻密な計算ずくめのマシンでありました。
ヤマハ系のホイールは結構似合うかも。前オーナーに大切にされていたのだと思いました。私のマシンもブレンボで止めてみたい・・。
E4カラーのZRX400U。このラインはステッカーで出来ていました。

鈴鹿さんと1台1台見たりまたいだり話したり・・。Z400FXやZ400Jが普通に数台置いてありました。Z400Jのリア廻りが大量に積んであるのを見て、Z400J、このバイクの運命を感じていました。

店を出たのは13:10。かれこれこのお店で一時間以上楽しくお話をしました。
それからイトウ君のガレージを目指してR23をひたすら北上しました。車の中でもずっとFX談議を。
「鈴鹿さん、あなた詳しいですね〜。」
「まっちゃん、あんた面白いわぁ。」
「会話になってませんやん。」

鈴鹿さんのFXはノーマルを目指し長い時間をかけてコツコツと復活途中であることを知りました。それに引き換えモタードに負けたくないという無理を承知でも劇的な変化を求める私との会話はずっと続いて行きました。
14:12 ようやくイトウ君のガレージに到着しました。

「こんにちわ。」
「鈴鹿です。以前お逢いしました?。」
「あ・・そうそうFXミーティングでお逢いしました。」
何かつながりがあるんだなぁ。

ガレージに入ると1月3日以来、ベースマシンとご対面。
気になっていたフロントスプロケット部分。ZX-4のリアにどうしてチェーンラインがあっていたのか、ゼファーのミッション組み換えか、オー○マジックさんのボス付きスプロケットか、長い間謎だったのです。

なんと、普通のオフセットスプロケットが装着されていました。

幅が大きい。多分530。何用のフロントスプロケットなんだろうか。Z400FXにピッタリのZ系フロントスプロケット流用。このシャフトにピッタリ入るものがあるのでしょうね。
3人で随分話したのち、トラックに載せました。

「イトウ君今日はありがとう。」
「ホームページ楽しみにしていますよ〜。」
「何や、ホームページ作成の為にカスタムしているみたい。あたりです(爆)」
「気をつけてくださいね。」
「了解!」

そうして16:47 イトウ君のガレージをあとにしました。
四日市を通過するころには17:48を廻っていました。

「鈴鹿さん、今日はバイクを取りに行くだけだったけど面白かったなぁ。」

「また誘ってくださいよぉ〜。」

そうして我が家まで鈴鹿さんを拉致して、バイクを降ろすの手伝って頂きました。というより鈴鹿さんが降ろすの手伝いました(爆)
「鈴鹿さん今日は本当にありがとう。」
「また誘ってくださいよぉ〜、ん。もう帰してくれるんやろ(汗)」
「ラーメン食べに行こうよ。」
「ええにええに。」
「まー・そういわないでご馳走させてください。」

そうして河芸の台湾ラーメン屋さん台北でラーメンを食べました。

「鈴鹿さん今日は本当にありがとう。」
「いやいや楽しかった。いい感じでした。まっちゃんのこれからが楽しみやわ。」
「まぁ、コツコツと仕上げますから。」
そうして鈴鹿さんのおうちまでお送りして、トラックを帰しに行き、家に着いたのは23:00を廻っていました。

ガレージに2台並べました。無事に入ってほっとしました。

モンキーちゃんは外に出されましたが(爆)
帰り道に謎Zさんからお電話頂いていました。

ホイールはZX-4であること。これはゼファー400でも3Jになるという事で結構行われている換装だそう。

これはいい素材に出逢った・・。
フロントフォーク延長キットが装着されていました。前オーナーがバランスを考えて装着したものと思う。3センチはあるかな。

Z400FXのメーターの高さを下げるようにトップブリッジに加工がされていました。また、ハンドルポストを装着するために、ここも穴開け加工。

かなりの加工が施されている様子。でもステーのつくりを見るとプロショップの加工ではないことが解りました。そんな方が好きですけども。
このアンダーステムの奥にどんなベアリングが眠っているのか。

とても楽しみが増えていきました。
この足廻りが装着されるのはいつの日なんだろうか。そればかり考えていました。
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