2010年になりました。寒いのでFXで出かけることも少なくなっていました。

ガレージにこもる毎日が続きます。時間があるので(爆)4月の車検にあわせてセパハンにしていました。
昨年末からバッテリーがいよいよ弱くなり、押しがけの毎日が続いていました。4年経ったYUASAのバッテリーも充電してはごまかして使用し続けていましたが、もう継続してセルを回す力もなくなっていました。

「いよいよバッテリーの交換かな・・。」

次のバッテリーをどうするか思案していました。2004年4月、Z400FXを購入した日にYUASAに交換後、2006年1月に3000円のバッテリー(中国製)に失敗し、すぐにYUASAに交換し4年が経過していました。

「4年も使ったら上出来かな。」
一昨年あたりから待望のZ400FX用MFバッテリーがネットに登場し始めていました。価格も3500円程度と非常にリーズナブル。

選択肢としては

1.1万円以上はするGS・YUASAでまた4年持たせる。
2.MFバッテリーにチャレンジする。
3.中国製のバッテリーに再チャレンジする。

以上が候補に挙がりました。
伊勢のまっちゃんさんのところで、謎のKawasakiZ乗りさんとバッテリーの話をしていました。新品時より液がよく無くなり常に水を補充しているという状況を話していたところ、ゼファー400用のダイナモを使用している私のマシンではZ400FX用の開放型バッテリーでは過充電になるとの情報を頂いていました。ゼファー400にはゼファー400用の3相式強力ジェネレーターに対応したもの。確かに的を得ていました。けれどもゼファー400用のバッテリーは平べったくてZ400FXのバッテリーケースには入らない。

MFバッテリーはメンテナンスフリーというメリットはあるものの、まだ誰も装着して良かった!と言うインプレを聞いたことがなかったのでした。
YUASAは間違いなく4年は使用できる。でも、高価なものだけに、また液が無くなり足し続けていくのも、もったいない気がしていました。

中国製バッテリーは10個に1個初期不良があるとの情報も得ました。4年前に充電しても何をしても9Vという寒い経験もしていました。

あれから4年。技術も向上しただろう。どうせなら、安い中国製をチョイスし、笑いながらバッテリー液を足し続けていくのもいいかなと、懲りない性格が出て、今回は保障のしっかりした信頼ある中国製バッテリーを探すことにしました。
ヤフオクには2000円、3000円、4500円と様々なZ400FX互換性バッテリーが並びました。
いかにも検査していますよ〜、と白衣のお姉さんの写真が掲載されているバッテリーを見つけました。ライズコーポレーションのマキシマ。バッテリー本体お買い上げ日より100日間保障。そして地球環境にやさしい文言。

【電解液もバッテリーに対して適量をご用意させて頂いておりますので、注入後電解液が余り電解液の処分に困ることもありません。】

心うたれたっ!なかなかここまで考えたバッテリーはない。
2010年1月27日。入札をしました。即決。そしてメールが届きました。

お世話になります。ライズコーポレーションです。早々のご連絡ありがとうございます。下記に詳細を記載させていただきましたのでご確認ください。
----- お支払い金額 ----
 商品代金:¥3,780
 送料:¥700
 合計金額 ¥4,480
2010年1月30日。いよいよバッテリーが届きました。
包装紙を開けると化粧箱が。意外と小さい。
中からバッテリーと電解液が出てきました。
はっ!このバッテリーの上に貼ってあるコーションシール・・。

見覚えがある・・。
4年前の中国製9Vバッテリーのコーションシール。

OEMかっ!
嫌な事は忘れて、バッテリー液を足していきます。

前回は買いたてのリーバイスボロボロにしたので(爆)

今回はかなり慎重に。

一滴もこぼすものか。
何とか注入完了。

さてこのバッテリーのメインコンセプトのひとつ、【地球環境にやさしく】

である

【電解液もバッテリーに対して適量をご用意させて頂いておりますので、注入後電解液が余り電解液の処分に困ることもありません。】

ですが・・。
この、ようさん余った希硫酸はどこに捨てたらいいのでつか(爆)
余った希硫酸のことは忘れて、いよいよ充電開始。

シュワーっ!といい音立てていました。
充電の間、リビングで取扱説明書や、バッテリーの写真見てひとりウケていました。このバッテリーに書いてある英文。
CHARGING METHOD METHODE DE CHARGE
多分デタラメ・・。ヤフー翻訳で調べてみた。
『方法METHODE DE責任を課すこと』
意味解らん(爆)
METHODEという英単語は存在しないらしい。DEって何や!ポルトガル語かっ!『充電方法』という字のフォントもちょっとこの平成22年の日本では見んぞ!
いよいよ充電完了。世紀の一瞬。セルを回しました。

『キュキュキュキュキュキュッ!・ボボボボボボボッ!』

元気がいいと言うものではない。こんな元気のいいセルの音初めて聞きました。

早速、松阪のコンビニまで様子を見に行きました。
4年前の中国製バッテリーは、一度コンビにまで行き、『キュ!』という音で終わったけど、今度はどうなのか非常に期待。

『キュキュキュッ・・ボボボボボボボボボッ!』

これだけ元気やったらまぁ。大丈夫ということで。
A-COOPまで行って帰ってきました。

このバッテリーはここまでのところ大当たり。
それより何度かセルを回しましたが、元気のいいこといいこと・・。

送料込み4480円ならいいお買い物だと思います。

早く暖かくならないかな?
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