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![]() 腕かっ!この話終わってしまいますっ! 伸びの話・・にしてこの章書かせてください(爆) 何がいけないのかも理解していました。ちょうど一年前、Stage105 極寒300キロ★沼津ツーでアキヤマ先生のFXの運転をさせてもらった時、同じエンジン・同じCR29なのに驚異的な伸びを感じたのです。 |
![]() 一年経ってもあの感触が忘れられなかった。 |
![]() もっと抜けるようにする為にはどうしたらいいんだろう・・。マグザムの伸びに勝つために・(爆) |
![]() 最近のサイレンサーも物色しました。こういうタイプを加工して装着も考えました。けれどもノーマル足廻りのFXには似合わないと思いました。 |
![]() 「こんにちわ。」 「今日は何をお買い求めっスか?」 「このタイガーカラーにします。」 「これ打刻3ケタっス!120万円っス!」 「ははは。ところで、ジョージ君、抜けるしカッコいい♪マフラーある?」 「規制前モリワキショートと、BEETバックファイアーあるっスよ。」 「やっぱり、そうきたか。」 「何っスか。何か・・。今日のまっちゃんさんやらしいっスね。」 「いやいや、ジョージ君ならどう答えるかな?と・・。」 |
![]() 「吹けないから穴が空いてるのかな?」 「でもパッチ管でもショートはショート。よく似合ってるっスよ。」 数々の在庫マシンを見てて、Z400FXにあうのはやっぱりショート管と確信しました。 |
![]() 「まっちゃん、最近どう?」 「マフラー交換しようと思っているんですよ。先日250ccのスクーターにマジで置いていかれちゃって。」 「マフラー?今、いいのついてるじゃん。」 「いえいえ。一年前、アキヤマ先生のに乗ってしまったからなぁ。」 「全然抜けが違ったでしょ。ああいうの探しますか?」 |
![]() 「今、イトウ君がいいの持っていますよ。BEETの当時モノXJ400D用ショート。」 「BEETのショート?フランジもBEET?」 「もちろんですよ、BEETですから。XJ400D用だからステー加工でFXについちゃうんですよね。」 「イトウ君そんなの持っているんですか。写真送ってもらおうかな?」 「興味ありますか?写真送ってもらいましょう。」 アキヤマ先生は話が早い。すばらしい。イトウさんからアキヤマ先生の携帯に早速画像が届きました。 |
![]() 「マジですか?あ・・イトウ君?お久しぶり。」 「まっちゃんさん、お久しぶりです。マフラーどうされますか?」 「これ何や、イノウエのガニマタみたいですね。」 「不思議なマフラーでしょう。正真正銘のBEET当事モノなんですけど、FX用じゃないからエキパイも短いんですよね。」 「気に入ったっ、今度盗りに行きますわ(爆)」 |
![]() 「まっちゃんさん、スーツでよくおいでになりました。」 「はははは。本当に盗りに来ちゃいましたよ。」 イトウ君のマシンは1年の歳月を経て、またまた渋く変身していました。 「BEETのXJ40D用ショート管ってこれかな?メッサ渋いですね。」 「まっちゃんさん、本当に着けます?」 「うん、つけようと思う。メッサ渋い、これわぁ〜渋い。ところでイトウ君、このマシンについてるモリワキは何?」 |
![]() 「き・・・規制前?よくこんなのありましたね。」 「綺麗でしょ。」 「これにします。」 「はははははは・・。いまから外します。」 もう時刻は10時を廻っていました。 「イトウ君、えらい事や、終電が迫っているわ。」 「はははは、まっちゃんさんごと三重まで送りましょうか?」 「はははは、あきませんて、あきませんて。しかし、これ電車で恥ずかしいなぁ。」 「まっちゃんさんなら大丈夫ですよ。」 「どんなんや〜。」 |
![]() 「イトウ君今日はありがとうね。今日は来て良かった・・。」 「気に入っていただいて光栄です。またいつでもいらしてくださいね。」 「うん、ありがとう。ありがとう。」 そうして駅でイトウ君とお別れしました。駅員さんから 「あ〜ちっちっ、それ何?」 「これ、危険物ではありません、規制前のです。」 「規制前?」 みたいな。余計怪しい。 こうして見るとスーツ着た42歳のおっさんが、確かに怪しいですね。 |
![]() 「こんにちわ。」 「こんにちわ。今日は何っスか?」 「ジョージ君、お願いがあるんだけど。」 「何っスか?」 「このショート管、インナーサイレンサーがお尻で3点溶接してあるんだけど、溶接外して欲しいんです。」 「まっちゃんさん、これってモリワキ規制前じゃないっスか、絶対そんなことしないほうがいいっスよ。」 |
![]() 「このままの方が絶対値打あるっス。切ったり削ったりしない方が絶対いいっス。」 「そうなんですか。」 「ウチにもド初期の溶接なしと、溶接ありのとあるんスけど、触らないようにして保管してるっスよ。」 「・・・・。これって、溶接外したらサイレンサースポっと抜けるの?」 「まっちゃんさん、もう抜くこと決めてるっスよね。」 「うん、そのつもりで来ました。」 「そうっスか〜、ちょっと聞いてみるっス。」 |
![]() 「いま、近くっスから、寄ってもらうっス。」 「マジで?ごめんなさいね。」 お店でモリワキ規制前を3本並べて眺めていました。ド初期だけは溶接跡などが微妙に違いました。 |
![]() 「ハヤシさん、ご無沙汰しています。」 「今日はFXでおみえじゃないんですね(笑)」 「はい。今日はマフラー積んで車でやってまいりました。」 「これは恐らく抜けると思います。ウチでやりましょう。」 「ありがとうございます。」 それからハヤシさんのご自宅までついて行きました。当時モノパーツだけで固めたメッサ渋いFXを発見しました。 「ハヤシさん、これわぁ、渋いですね。」 「好きなんですよね、FX。」 「確かにいいですよね。」 |
![]() 「ハヤシさん、これは私では到底無理な技でした。本当にありがとうございました。」 「まっちゃんさん、いつも楽しみに見ていますのでこれからも頑張ってくださいね。」 「あちゃー!そうだったんですか〜。」 何だかもの凄く恥ずかしくなりました。 |
![]() モリワキショートは以前につけていたので装着はすんなり行きました。 但し、4番目のフランジ内側のネジは今までモリワキショート(JMCA)を装着する際に使用していたソケットが入らない。規制前はJMCAと微妙に形が違う。そう思いました。 |
![]() 「ドロロロロロロッ!」 MRSモナカ管とは明らかに音質が違う。これは何だかいい感じ。 |
![]() スロットルをひねりました。 「シュゴゴゴゴ、バォーーーーッ!バォーーーーー!」 ビビる程よく抜ける。素晴らしい加速感。沼津でアキヤマ先生のマシンに乗ったときとよく似たフィールでした。 |
![]() 何だか解らないけど、マフラー出口から大量の水が吹き出て吹き出ていました。 |
![]() 伊勢のまっちゃんさんのお店にはこの掲示板にも書き込みのあった、謎のカワサキZ乗りさんもお見えになりました。 12時を廻るまでFXのお話をしていました。 |
![]() これでこういうお仕事をされていないという・・。世の中には凄い方もお見えなのですね。 |
![]() いよいよ装着の為、朝から色を塗りました。この日はメッサ寒くてペンキもノリが悪くて往生しました。 |
![]() 「ドロドロドロドロドロドロ!」 近所迷惑なので早速エンジンを切りました。 |
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![]() とてもいい感じになりました。 少し走りに出かけました。 |
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![]() Z400FXというバイクほど、外装や、ハンドル、そしてマフラーでこれだけの選択肢と性格の違いを体験できるマシンはないと改めて感じました。 本当にいろんなつながりで素晴らしいものを手に入れることが出来たと思います。今回ご協力頂いた皆さまに、改めてこの場を借りて重ねて御礼申し上げます。 |
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