春の時期にメインジェットを合わせている関係で、夏になると濃くなる傾向はずっと続いていました。

後ろを走ってもらっていたナオちゃんも、夏のシーズンになると

「ひでちゃんのバイク、ガス臭いなぁ・・。」

と言われるまでになっていました。
CR用マウントアダプターはstage102にあるようにミツトモさんに借りているXJ400Dのものが装着されていました。

ずっと人から借りているのも何なので、ようやくヤフオクでゼファー400用のCRキャブ用マウントアダプターをゲットしました。

写真を見て解るように、径も大きいし長い。
CR用マウントアダプターを交換する理由のひとつに負圧を取りたいというのもありました。

GPz400F用のスピゴットにはZ400FXのように負圧用の穴がありません。だからマウントアダプターに穴をあけて負圧をとり、負圧コックの機能を生かしたい=ONやRESを使いたいというのもありました。

借りているものに穴をあける訳にもいかないですし。
けれども、悲しいことにCRキャブはZ400FX純正コックにグッサリ刺さっていたのでした。

マウントアダプターが1ミリでも長くなるとタンクは装着できまい。

そう思いながら、ピンゲルやZ400GPのコックを探す日々が続きます。
そういう状況ながらも2009年8月22日解体屋ジョージ君のお店に向かいました。

「まっちゃんさん、今度は何するんスか?」

「ちょっとマウントアダプター換えさせて?」
「いいっスけど、何でウチでするんスか?」

「何とかなりそうだから(爆)」

「嫌な予感がするっスね〜。」

こうして、キャブは外され、マウントアダプターの交換が完了しました。

「あ・あかん!」

「何スか?」

「黒いラッパがはまりません!」
「こういうときは、こうするんスよ〜!」

「やっぱりジョージ君は凄いですね〜。」

予感的中でした。素晴らしい。1ミリの世界、知恵の輪の世界でした。

最後にタンクをはめようとする。

「スコッ!」

意外とハマるものです。何でなのか解りません。理論理屈よりまずやってみることということでしょう(爆)
帰り道、マウントアダプターを交換するだけで、加速が鋭くなっている事に気がつきました。
写真のとおり、ラッパがフレームに当たっている。ぎりぎりの世界です。

これはキャブ盗まれる事はないかな?
濃すぎた設定もこの時期ぴったりになりました。マウントアダプターだけなのに、セッティングも大きく変わることに気がつきました。


負圧?


すっかり忘れているし・・・(爆)
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