2009年4月27日。この日は会社が早く終わったので解体屋ジョージ君のお店に寄りました。
「ジョージ君・・これキジマのエンブレム付きジェネカバーですやん。」
「そうなんッス、ゼファー400についてたんス。でも、もうグズグズなんッスよ〜。」
「売って・・。」
「マジッスか〜、結構グズグズッスよ。」
「いくら?」
「まっちゃんさん・・もう買うって決めてるッスよね〜。に〜くらいでどうっス?」
「200円でいいの?」
「2万円ッス!!」

「そんなら間とって2000円で・・・。」

こうして我が家にキジマ初期ジェネカバーはやってきました。

表はグズグズだけど、裏は新品の様な輝き。キラーン!
4月28日。ペーパーで削る事1時間30分(汗!)

何も変わらない・・。ちょっとバリが取れた程度。こいつは先が長い・・。そのうち山がなくなるであろうと思いました。
ヤフオクで取引されている綺麗なキジマのダイナモカバーを見て、ちょっとブルーになりました。

「メッサ山高いんやなぁ・・。まぁ、仕方ないか・・。」
2009年4月29日。この日はクラッチカバー、ポイントカバー、ライトケース、そしてキジマダイナモカバーなどをエアーウレタンで一気に塗る作業を敢行。

塗装なのに慎重な作業が続きます(汗)

オイル新品なだけに、一滴もこぼすものか・・。
「とうちゃん・・何でバイク寝かせとんの〜?」

「バイクのなぁ、横のカバー今から塗るんさー。」

「じゃあ、和歌も寝る〜。」

・・・・・・

「お前は寝やんでええ!」
いよいよクラッチカバーの塗装を開始。

エアーウレタンの賞味期限は経験上吹き始めてからたった2日間なんです。入り口が塞いじゃうのと、成分がおかしくなるから・・。

だから塗るときは一気に塗る必要があります。新しく買えばいいけどね。
クラッチカバーが乾くまでの間、キジマジェネカバーはRYOBIのペーパーあて(木工用)を使用して山を削り取りました。
機械の力は凄っげぇ・・。かなり綺麗に(どこが)なってきました。
そろそろ乾いたなぁ・。さあ、クラッチカバーつけようかな。

「父ちゃんっ、蜂コワイ・・。」

「知るかぁ!わーたから、バイクいじらせいっ!」
かなり綺麗になりました。とてもいい感じになりました。
「父ちゃんっ、蜂コワイ・・。」

「わーた、わーたっ、写真撮らせって!」
完全に剥離していればもっと綺麗になったかもしれませんが、でもお気に入りです。
この時まだ、エアーウレタンは2/3ほど残っていました。

錆でグズグズなライトケース。外すぞ外すぞ!コラァ!

「父ちゃん、蜂コワイ・・・。」

「知るか〜!」
作業を急ぐとなると、このハーネスの塊がなかなか抜けない。

急ぎのときに抜けなくて困った事なんて、昔、実家の愛犬が野良犬とセックスして以来でした(爆)

Z2純正ライトケースは、穴が1個。FXは2個。

これは、狭すぎる〜。
ライトケースの塗装は、結構うまい事いきました。

ひとつ覚えた事。いきなりエアーウレタンを塗ると、錆で塗装がはじく所が出てくる。しかし、下地にシャーシブラックを塗るとはじく所がなくなるんです。シャーシブラックは錆を抑える効果もあるから、一石二鳥。

まぁ、自家塗装を行う人だけの裏技かも知れませんけどね。

沼津はアダチ先生のように、さらにエアーウレタンのクリアーを吹けばメッサ艶も出るけれど、私はクリアーは吹かない。理由は高いから(爆)
続いて、この三日間手が腱鞘炎になったキジマ当時モノジェネカバー・・。

「あーうまい事いったわ〜。なんかおかしいなぁ・・。あ・Kawasakiの文字塗料取るの忘れたっ!」
乾くまでの間に、ノーマルジェネカバーを外しました。半年で水が入っていて、下の部分が錆でグズグズになっていました。定期的に開けて掃除しないといけない部分ですね。
しばらくしてようやく乾燥してきました。本当は1日なんだけど、私の場合はせっかちなので、指紋つかなかったら乾燥〜。

お好み焼きかっ!
キジマのジェネカバーはラインを削り取ってKawasakiの文字もシンナーで拭き取りました。
まぁまぁの出来になりました。
続いて、モリワキポイントカバー。

これ塗装ハクッてそのままつけたらカッコエエ♪のと違うん?

と変な発想にかられて装着・・・。



地蔵かっ!
15:30慌てて塗装しました。
17:30さあ、乾いたでそろそろ装着してクラッチワイヤーはめて走りに行こうかな?と思ってたら、近所のお兄さんがやってきて

「おじさん、このZXエンジンかからなくなっちゃったんですケド・・・。」

って、ワシはバイク屋かい〜。
近所のお兄さんの作業が終わったら、19:00になっていました。もう暗くなってきていました。
19:20ようやくこの日の作業を終えました。

クラッチカバーやポイントカバー、ライトケースが綺麗になって、これですべてが綺麗になりました。
ジェネカバーはラインの削りをしなかったほうが良かったかもしれません。
2009年4月30日。この日夜遅くにスプロケカバーを黒く塗るか思案していました。
思い立ったら止まらない。夜中に早速塗ってしまいました。
こうしてプチカスタムそのBは塗装を中心に無事行われました。
車体を黒くすればする程、落ち着いた感じになる事が解りましたが、私のマシンの場合はショックブーツやスイングアームやトップブリッジもあって、そんなに変わらないような気がしました。
少なくとも外装意外もどんどん綺麗になっていって、常に磨かないといけないマシンに変わっていました。
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