2009年4月12日(日)この日はナオちゃんとレッドバロンにいました。

「ひでやん、キャブからガソリンがもれてるで〜。」

「うそーん!」

コックをONにした状態でも漏れている。これは一番厄介なパターン。
かつてヤフオクで落としたムラサキタンクの中の錆がひどいので、サンポールで洗浄した事はStage108で掲載しました。

この技は様々なホームページに書いてあったんですけど、短期的な視野で見るならタンクの中身は銀色に輝くし大成功と言えるでしょう。
中和処理のためにマジックリンで洗浄もしました。けれどもコーティングもなしで、タンク内側の生鉄がむき出しだったので、それより少しの間装着している間に小さな生まれたての錆がガソリンコックとCRキャブに蓄積されていたのでした。
フューエルフィルターもご覧の通り・・。少し錆の粒が見えるけれど、詰まっていると言う感じではなさそうなのです。

今思うと、このフィルターもオイルフィルターの様な紙製のものの方が良かったのかもしれません。

使い捨てである事、詰まった時厄介である噂をよく聞きましたので、このタイプにしたのですけどね。
2009年4月14日。ガソリンの漏れは非常に危ないので、一気に洗浄しトラブルを回避する事にしました。
CRを開けてみると、錆の細かい粒がそこら中に広がっていました。
下のカバーにも小さな錆の粒が蓄積していました。ココアのようになっていました。
CRCクリーナーキャブで念入りに洗浄。特にフロートバルブのあたりを重点的に洗浄しました。
そして装着を。
続いて、ONの状態でも漏れるコックもバラす事にしました。
初めてバラしたのですが、負圧コックの仕組みを知る事に。
空気で吸うと、このダイヤフラムが奥に引っ込み、手前の黒いパッキンが引っ込み、止めていたガソリンが流れると言うもの。

素晴らしいアイデアです。
キャブとコックだけで、これだけの錆の粒が出てきました。
コックのところについているフィルターと、フューエルフィルターの網をくぐり抜けた錆ちゃんたち。

これは結構厄介なものです。早く気がついて良かった。
ついでに、タンクキャップのパッキンも交換することにしました。
フロントブレーキキャリパーに引き続き、2個98円のOリングをいつものアピタユーホーム松阪店で購入。
下側はこのサイズがぴったりです。キャップをお店にもって行き、封を開けて調べましたから(爆)サイズは間違いありません。
やっぱりぴったりでした。
コック内部も錆だらけだったんですが、念入りに清掃してピカピカになりました。
こうして無事装着し、清掃だけでガソリンの漏れを止める事ができました。

1週間後にツーに出かけましたが、キャブの中を洗浄するだけでとてもレスポンスのいいスロットルワークになる事に気づきました。

基本は定期的に掃除ですね。いい勉強になりました。
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