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![]() 「ようやく、バルブすり合わせが終了しました!私の手のひらはたこ棒ですりすりした為、死にそうな位、手のひらが痛いよお〜!松ちゃん自分ですりすりしろ〜〜!!明日ヘットを洗浄して組み付けに入ります!それから、第二段の難関、シム測定し、クリアランス取り、また、分解してシム調整に入ります。俺を、殺す気かー!!めんどくさいけど、好き物を、うまくあなたは、捕まえましたね!私の作品もまた、見といてね!! http://www.ztv.ne.jp/benben/ ほんの、1部です。!」 ヘッドはエンジニア先生のところですごい作業が続いているようでした。何と申し上げていいのか言葉が見つかりませんでした。 |
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![]() ピストンリングを押さえる専用治具も作成してくれていました。 作業はミツトモさんも手伝ってくれていました。 |
![]() シリンダ内側もペーパーで磨いて頂いたとの事。 |
![]() 写真を見ると、ピストンの上部がピカピカになっています。 後で聞きましたが、リングの溝も磨いて頂いたそうなんです。 |
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![]() 今日はおみえになられた。 「ドドドドドドッ。」 なんですかぁ。このバイクわぁ。 |
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![]() 250とは思えない音。 一度高見の頂上で出逢ったCB400も同じようなオーラが出ていました。 |
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![]() ガコンッ・・! 「おい、あ、あかんぞ!あかんぞ!」 クランクが回らない。ピストンがヘッドのどこかに当たっているようでした。 「・・・・!」 |
![]() 絶望感に浸りました。 この日もアキヤマ先生にお電話を・・。GPz400Fのヘッド換装はFXの世界では定番メニュー。アキヤマ先生も現在までこのメニューをこなしている。けれどもクランキングしないなんて事はなかったとの事。謎は深まるばかりでした。話しているうちに、ゼファーのピストンが若干形状が違うらしいことを突き止めました。急いでいたので早速注文することになりました。 |
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![]() 写真はZ400FXのヘッド。 燃焼室のキワは丸い形をしていて、バルブの端もヘッドの下面から飛び出していないのが解ります。 |
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![]() Z400FX→Z400GP→GPz400Fとパワーを上げるために、ピストン形状や燃焼室の形状を変更し続けてきたKawasakiの努力の足跡が見えるよう・・。 「今回のカスタムは奥が深い・・・・。」 こういった形をみていると、そう思わざるを得なかった。 |
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![]() なんとか当たらない事を祈りつつ・・。 |
![]() 装着してクランクを回してみました。 「ガコンッ!」 「あ・あかん、ダメだ・・。」 |
![]() アキヤマ先生には本当に悪いことをしました。 このヘッドの前オーナーがパワーを得るためにヘッドの面を削って圧縮比を高めていたのかもしれない。 このメニューでピストンが当たったというデータは無い。もうそれくらいしか考えられなかった。 |
![]() アキヤマ先生からお電話を頂きました。 「GPz400Fのヘッドをもう一度仲間にお願いして明日ミツトモさんのお店に到着します。その形をまず私が送ったヘッドと見比べてみてください。もしもハイコンプじゃなかったとしたら、14日昼中に組んじゃえば夕方から京都に行けますよ。」 「本当にすまない。」 何から何まで申し訳ないと思っていました。 |
![]() 「GPz400Fは全てこの燃焼室の形をしていたのか・・。だったら、何なんだろう・・。」 完全に迷宮入りしました。 こうして14日は何もせず京都に出発することになりました。 |
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