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![]() 「はじめまして、エンジニア先生!まっちゃん★三重と申しますっ!」 「この軽トラにエンジンを載せてくれるか?」 「はい。」 「先生!エンジンをどうされるのでしょうか?」 |
![]() 「・・・・・・・。」 エンジニア先生のお言葉に、固まってしまった。 |
![]() 強力なスチームでエンジンはピカピカになって行きました。 |
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![]() 「さぁ、上げますよ」 「は、はい。」 |
![]() こうしてシリンダも外されていきました。 |
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![]() 「このベースエンジン、程度はよくないな。バルブが全て抜けにくい。これはどうしようもないなぁ」 この日の作業はここで終了しました。 |
![]() バルブを抜きました。 |
![]() けれど、バルブガイドを割ってしまった。 写真の亀裂が・・。 やってしまった。 |
![]() 「ミツトモさん、もうZ000FXヘッドに戻すしかないかな。」 「Z400GPヘッドにするために、新品パッキン類は届いたばかりですしね。戻すのも何だか気が引けますね。元に戻すとしても、ただ戻すのではなく、とりあえず戻すと考えてみる。時間をかけてこのGPヘッドのバルブガイドを打ち換えて、新品のバルブを入れて擦り合わせをして、ポー研し、虎視眈々とヘッドを組むプランを模索してはいかがでしょう。シリンダ以下の塗装もしてあるからヘッド交換のリスクは少ないですしね。協力しますから元気だしてーさ。」 「・・・・・。」 言葉は出なかった。 |
![]() そう決めかけていた時、沼津アキヤマ先生と今回の話をしました。 「まっちゃん、実は別に組もうとして取り寄せたGPz400Fのヘッドがここにあるんです。折角ここまで来たんだからやりましょうよ、だってキャブのホルダーからヘッドガスケットから、バルブシールから何もかも用意したんでしょ。だって思い切ってここまで来たんだから。こんな機会はそうこないもの。だからやりましょうよ。盆開けになるけど送付しますよ。」 「すまんのう・・・・。」 一日で何度も言葉を詰まらせた。こうして、Z400GPヘッド換装プランは急転回していきました。 |
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