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![]() 「正直大型に行こうかな・・と考えることもありますよ・・。」 「ダメですよ・。まっちゃんさんはFXじゃなきゃ・・。フェックスだからこうしてお知り合いになれた。全国のFX乗りが、私も含めて、もうみんな楽しみに見てる。だからもっと行かないと。サポートしますから・・。」 「外装お願いしていいですか?」 「・・・・・・。」 |
![]() 「今、7000から10000までの間で走らせているんです。10000以上廻らなくて・・。後ろから見てて忙しくシフトチェンジしてるでしょ。ヨシムラのハイカムかGPz400Fのカムがあればもう少し廻るのになぁ・・とよく思いますね。」 「GPz400Fのエンジンのストックが倉庫にあったと思うんです。ヘッド使用してみますか?」 「やってみますっ!」 こうしてZ400FX外装レストア&EGチューンプロジェクトは幕を開けることになりました。 |
![]() ★★★プロジェクトプラン内容★★★ @もう1セットある外装をベースに、現在のE4カラーを見本に外装オリジナル塗装。 Aフレーム補強。 Bフレーム、ホイール、ショックブーツ、その他パーツ全塗装。 Cミツトモさん所有のGPz400Fエンジンヘッドをポート拡大し換装。 以上、壮大なプロジェクトプラン・・。でも、時間がかかってもいいから、出来る限りミツトモさんのガレージにお伺いして、自分で出来るところは全て自分で作業をする、そう決意したのでした。Z400FXを購入して4年。待ちにまった瞬間でした。 |
![]() コンセプト?E3のE4カラー、少しだけリミテッド意識、その他ゼファー(爆) この写真は、リアE4ホイールフロントE3ホイールだったり、本当に私のマシンに似ています。いい参考になりました。 |
![]() WAKO'Sのピカタンをタンクに放り込みホースで水を入れて行く。その威力はすぐに解りました。みるみるうちに、タンク入り口周辺の錆が取れて、銀色に輝いていきました。 タンクにホースで水を入れることは、多分この先も体験しないだろうな・・。 |
![]() 「まっちゃんさん、これヤバいですよ・・。」 「もう一回抜きますわ・・。」 そして満タンに入れたばかり液を抜いて、タンクをひっくり返した時、ごっつい量の錆の塊がバケツに沢山・・。 「沢山出ましたね〜。」 「このタンク・穴が開く寸前だったりして・・。」 |
![]() 私って40歳の割には、結構元気なのかも・・。 |
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![]() 「ミツトモさん、こんなボロボロのフレームだけど、綺麗になりますかね?」 「うち、一応塗装屋ですから(汗)」 「そうでした〜。明日、子供たち連れてタンクの続きをしに来ますね。」 「はい、お待ちしています。」 こうしてガレージを後にしました。モンキーでの帰り道、壮大なプランを胸にワクワクしていました。それと、モンキーで通うのには片道40分程かかる事が解りました。 車で通えばいいのに〜。 |
![]() オールブラックボディ、角ばったフィン、ヘッドのDOHCの刻印。 これがKawasaki空冷400最強のエンジンなんだ・・と何度も感激していました。 |
![]() 車検時に、ラパイドの大将もお勧めしていたハイカム化。中身の程度が心配でした。早速ヘッドを外しました。 |
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![]() これは期待できるかも・・。 |
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![]() 「い・いえいえいいんですよ。」 多分、納車前の車にかけやしないかと心配だったに違いない。恐るべし松崎親子。 |
![]() 恐るべし親バカ。 |
![]() 「ミツトモさん、どうしましょう?」 「エアガンで飛ばしますわ。」 プッシュー! 一発で水滴は弾き飛ばされていきました。 |
![]() す、すげぇ!何でもあるんだわ。 秀樹★感激! |
![]() 「日焼けサロンやで、近づくとガングロになるでぇ〜!」 「まっちゃんさん、あれは紫外線は出ませんから・・」 「はい・・。すいません。」 ミツトモさんはあまりギャグを言わないお方と見た(爆) |
![]() その後、WAKOSのタンクライナーに硬化液を混ぜていきました。 |
![]() さて、振るぞー!! |
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![]() 「ブラストって、塗装をめくるやつですか?」 「はい、そうです。」 そして、早速、GPz400Fエンジンのヘッドカバーをブラストすることになりました。 |
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![]() あの機械は、ぶっちゃけ、欲しい♪ でも剥がすだけではダメなんだな。塗らないとね。 |
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![]() 「Z400FXのタンクの板金ですわ〜。」 ミツトモさんは大事にとっておいたストックのタンクに椅子が乗っかっていてへこんでいたので(爆)板金をしていました。 |
![]() 「なるべくパテが要らないように、綺麗に引っ張り出しているんですよ〜。」 「大変そうですね〜。しかし、便利な機械があるんですね〜。」 「うち、一応塗装屋ですから(汗)」 |
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![]() 「ミツトモさん、メッサいい感じになってますやん!」 「さすがWAKO'Sですね、本当に綺麗です。」 「ヤフオクで売ってしまった以前のタンクは中身白でしたけど、これは銀でいいですね。」 「うんうん、銀の方がいいですね〜。」 |
![]() 「とにかく、フレームのブラストが行えるようになるまで、外せるものは全て外してください。工具は自由に使って頂いて結構ですから。」 「工具無くなるかもしれませんね〜。うふふ♪」 「全てスナップオンだから、まっちゃんさんの工具と混じってもすぐに解りますよ♪」 「ポケットに入れてもかん?」 「・・・・・・・。」 |
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![]() 「もうstage多分これで85ですからね。」 |
![]() 「全部バラすのですね・・。」 「まっちゃんさんが、外でブラストをかける、その時に邪魔になると思われるもの全て外してください。」 「そういうことか〜!」 「そういうことです。」 40歳にもなると、人のいう事を聞かないというか、理解したがらないというか、理解するのに解りやすく説明してもらわないと時間がかかるというか、結局は人の話を聴いていなんですけど〜。 しかも、オイル抜いてもらっているし(爆) |
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![]() 「スーツ来たままするもんじゃないわ、オイルまみれですわ〜(爆)」 「本当だ!まっちゃんさんスーツじゃないですか・・。」 みたいな。 |
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![]() 「乗ってみますか?」 「いいの?」 |
![]() チャンバーからいい音がしていました。 DIOのエンジンに載せ換えてあるらしい。 メッサ太いタイヤ。素晴らしいセンス・・・。 フルスロットルにして、死ぬような加速を体験しました。 |
![]() 本当に楽しいひとときは時間が経つのを忘れてしまうものです。 |
![]() 平日、明日会社だと言うのに・・。 Z400FX外装レストア&EGチューンプロジェクトはまだはじまったばかり。帰り道、この先の長さを想像しながらモンキー君を走らせていました。 |
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