リアホイール換装でさらにケツ上がりになっているところに、今回の車検でセパハンに戻したこともあって、私のZ400FXはかなり前項になっていました。登りや姿勢が安定する高速コーナーでは、さほど気にならないことも、低速や下りなどでよく膨らんでしまいました。管単に言うと、私の運転技術が未熟なこと、そしてアンダー。
車検時にラパイドの大将に今のリアサスのままでリアを下げる方法を相談しました。スイングアームのリアサスを固定するブラケット位置を下げれば解決するけど、ブラケット位置は溶接しなおそうにももう限界まで後ろに下がっていましたのでもはや無理な相談だったんです。タイヤがTT900GPになれば、多少は改善されるでしょうというアドバイスも実際に装着してみると見事的中していました。ほんの数ミリでもリアが下がるだけで走りに違いがでました。
そしてあとひとつ、ウエダレーシングのトップブリッジを辞めて、ノーマルのトップブリッジに戻すことも薦められました。それは自分でも解っていました。Z400FXのノーマルトップブリッジはステムシャフト上部からフォーク取り付け位置まで2.5センチは下がっているので、その分だけフロントフォークが突き出された形になります。リアがほんの数ミリ下がっただけで走りが変わるこのバイク。フロントの2.5センチアップは自分にとって魅力の選択でもありました。
そして2008年4月11日。2005年10月にエンジンを積み替えた時からつけているウエダレーシングのトップブリッジをノーマルのトップブリッジに変更しようと作業を開始しました。
カスタムしたものを元に戻すことは寂しくもあります。特にウエダレーシングのトップブリッジはデザインも素晴らしいですし、何といっても横浜の親友2310さんから当時譲り受けた思い出の品でしたしね。
そうしてウエダレーシングのトップブリッジはスポッと簡単に抜かれていきました。
久々にはめられようとするノーマルのトップブリッジ・・。しかしそう簡単にうまくいきませんでした。ステムのナット位置が4ミリほど合わないんです。
久々にチェーンジャッキの登場。フレームに帯を巻きつけて吊るし上げました。

ミシッ!ミシミシミシッ!

ガレージ大丈夫かい!
ちょっと焦りましたけど、スポッとはまりました。
吊るしたまま、フロントフォークの位置を調整していきます。2.5センチは下がったでしょうか。
いよいよハンドルの装着を。
フロントフォークの汚れの位置を見てみると、2.5センチは下がっていました。
そして試運転を。

フロントが上がったことで、かかとがつかなくなりました(爆)。たったフロント2センチなのに、足つき性に大きな変化が・・。走りですが、旋回しやすいバイクになりました、リアタイヤにずっと荷重がかけられる感じですね。慣れるまで時間がかかりそうですけど、いい感じです。
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