2008年3月28日(金)深夜。Stage57で書いたひで★chaoshideさんと同じく私の大切な中学からの親友、ナオちゃんと会話を。
「ひでやん・・俺もバイク買おうかなぁ・・。」
「そういえば、昨日たまたまフリスタさんのホームページ見てたら、ええのあったんさ〜、ホームページ見てみ。」
「フリスタさんて、近所のかん・・マジ!これ車検丸々2年ついて23万円やん!。これ何ていうバイクなん?」
「これZRX400って言うんやで・・。」
「これ、速いん?」
「これ速いに・・。」
「ひでやんのバイクよりも速いん?」
「ワシのZ400FXやで、だいぶイジッてあるけど・・。性格とか全然違うからワシのより速いかどうかは解らんわ〜。そやけどこのバイクはイジらんでもかなり速いに。いづれにしてもこのお値段は安いと思うけどなぁ。」
「マジでか〜、どうしよう・・。」
「明日見に行こか?」
と言うことで2008年3月29日(土)ふたりはフリスタさんに行くことになりました。
「大将こんばんわ〜。」
「いらっしゃい。」
「あの〜ホームページに載ってるZRX400見に来たんですけど・・。」
「これですね・・。」
メッサ綺麗なバイクでした。
「エンジンかけてもいいですか?」
「いいよ〜!ちょっと待っててね・・。」
キュルルルルル・・・・キュルルルルフォーーーーーンッ!
「ひでやん、どうしようかな〜。」
「ええんと違うかな、綺麗やし、タイヤ逝ってるけど、それくらいかな?」
「え〜!どうしよう〜!」
そうして店を後にしましたが、彼は既に購入を決めていたようです(爆)。
そして2008年4月3日。いよいよZRX400納車の日(汗!)早速電話がかかってきました。
「ひでやん〜、このバイクあかんわ〜、遅いわ〜!」
「ZRX400でそんなことあるか〜!どれどれ〜乗ってみたるで遊びにおいない。」
と言うことで急遽我が家に来ることになりました。22:00位だったかな?
4月1日に私のFXは既に車検に出していて、ガレージはモンキーと代車のタクトだけ。待っていると1キロ位手前からショート管の甲高い音が聞こえてきました。えらく調子よさそう。

フォーーーーン。フオーーー・・・。
「いらっしゃい♪凄いエエ音してるやん。」
「何かちょっと遅いと思うんさ〜、ひでやん、ちょっと乗ってみてくれる?」
「おう・・。」
と言うことで、様子を見に行くことに。またがるとZ400FXに比べてシート高が5センチは低いかな。シート幅が狭いからそう感じたのかも知れません。両足べったりついてさらにひざも曲がる感じ。ずっしりときていい感じでした。タンクもすごく大きい。何といっても軽く感じました(軽いけど)ちょっと試運転を・・。

「フォーーー!フォーーーーーーン!ブワァーーーーーー!!!」
うわ!、まだ廻るわ、これ。
「フワァーーーーーーーー!」
タコメーターを見ると13000回転!まだ回ろうとする。
す・すげぇ!スピードメーターを見ると、ぬわわ♪キロに達していました。

「ただいまぁ・・。あー・。」

「どやった?」

「どこが遅いんじゃコラァ!」
「マジでいうとんのか?お前内心笑とるやろ!鼻ひくひくしてるし・・。」
「あのなぁ、何で嘘いわないかんのや、メッサよく回るやんけ!あー怖かった。」

このバイクが車検2年丸々ついて23万円なのかぁ?ちょっと勘弁してくださいと思いました。

早速、要望でタンデムバー撤去。クラッチワイヤの遊び調整、シフトペダル位置変更、Z2ミラー位置変更をしました。40歳のオッサンふたり、夜中に団地でバイクいじり。いつまで経っても子供です(笑)

もう一周してきました。メッサ乗りやすくなりました。
「ナオちゃん、メッサ乗りやすくなったに。」
「ま・マジで?」
「そやけど、タイヤ逝っとるなぁ・・換えておいない、それとエアクリーナーもな、明日注文しておいない。」
「わかったわ、ひでやん、ホンマにこのバイク遅くない?」
「あんた何と比べとんの?」
「この前、後輩の12Rというバイクに乗ったんさ〜、全然違うわ〜。」


「・・・・・・・・。」
「まぁ、そんなんと比べたらあかんに。帰り気つけないな、あんたまだ一緒に走っとらんのやで。」
「解ったわ、じゃあ行くわ。」
「気ィつけないな。」
ということで、彼は帰っていきました。また1キロくらい先まで音がしていました。どれだけ回しているんだか(笑)

ちょっとしか乗れなかったけど、高回転ですごいレスポンスでした。昔乗ってたZXR400によく似ていました。 まだ回りますか・・と言う感じ。普段10000回転で終わってしまうZ000FXに乗っているからそう感じたのかも知れません。

足廻りは前が17インチでタイヤも逝っていたのでよく解らなかったけど、すごく切れ込むような感じがしました。交差点でインに倒れそうになりました(汗)ミッション、エンジン音、重さ、ハンドル高、何ていうんだろう。Kawasaki独特の感覚がありました。でも、19インチと17インチ、これだけ性格が違うものだと、いろいろあるんだなぁとひとり考えていました。

親友がまた一人バイクに乗ってくれて本当に嬉しかったです。その日の夜中はひとり祝杯を・・。
4月4日。彼からついに仕事部屋にバイクを上げて徹夜で磨き倒すぞ!とメールが来ました(爆)

私もそうだったように、今が一番ウキウキする時なんでしょうね。

仕事場でバイク磨けるなんて羨ましいなあ。
またメールが届きました。新車のような輝きを放つようになったZRX400ナオちゃん号。

いつしか、FCR、オーリンズ、ハイグリップタイヤ、レース管がついていくことでしょう。
彼がかつてFZ400に乗っていた時の風景を思い出していました。いつも後ろから追いかけていました。凄い走りをしていました、だから120サイズのヨコハマタイヤ確かゲッターを見続けていたから今でもあの独特のパターンを忘れることがない。SANSEIレーシングのアルミ。乾いた音がしていました。

彼の腕なら、きっとこのZRXを手足の様に扱いきるに違いないでしょう。私のFXが車検に出ている間も、彼のおかげで何だか寂しくなかった。あとはラパイドさんから車検が上がったと連絡を待つばかりでした。
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