2008年2月16日。いよいよ1ヵ月半後に2回目の車検を迎えます。

Stage31で構造登録変更して車検を通したセパハンと、とても静かなモリワキショート管(JMCA)を装着して朝から出かけました。
ゾーン!ゾーン・・・!ガフッ!なんやゾーンって。なんやガフッ!って。

CR29のメインジェットを♯102から♯105に上げたからなのか、もはやモリワキショート管(JMCA)では全く前に進まないバイクになっていました。
400cc・ノーマルキャブの時はこのマフラーで悲鳴のようなサウンドを響かせて走っていたんです。今は000エンジンにCR29。ゾーン・・ゾーン・。と言っているだけ・・。

完全な400ccノーマルキャブ専用設計。もちろんの事ですけど、もうこのマフラーが合わないバイクになっていました。
しかし、かっこいいし、寒いし、そんなに走らないし、ずっとそのままにしていました。でも、走らない状態もどうもさびしいので、いよいよ3月15日、モナカマフラーに戻しました。車検?バッフルで何とか通るかなと・・。モナカマフラーにすると、排気の空気量がまるで違いました。CR29って、CB750や、Z2、しいてはZ1につけるもの・・。エンジンを吹かしたとき、バンッ!バンッ!っと空気が流れます。とても中型バイクとは思えない排気の空気量。そして圧・・。中型バイクでは無い。そらそうか?気温も上がってきて、気持ちがいいので高見峠まで走りに行く事にしました。この日は15℃は超えていたかな?キャブのセッティングがバッチリなのか、驚くべき加速を見せました。
いつもの県道45線。いつも私のバイクの調子を見に行くところ。コーナー進入時にリアブレーキをポンッ!と踏む。以前のE3ホイールならここでグンッ!と落ちるところ。メッシュホースにしかたらなのか、セパハンにしてフロントに荷重が載っているからなのか、リアタイヤの賞味期限が切れているからなのかは解らないけど、ヒュッ〜っとリアタイヤの滑る音がする。完全なロックではないんですけど、微妙にロックしている。そのままコーナーに進入。

ヒューーーーーーッ!

ずっとその音がし続けていました。リアタイヤが滑り続けているのでした。
リアタイヤのサイド部分をよく見てみると、ヤフオクで購入して届いた時に無かったはずのヒビがたくさん出てきていました・・・。タイヤの溝は新品に近い程残っているとはいえ、5年以上は放置されていただろうこのマカダム50。この日、コーナーを攻めているうちに、サイド部分がヨレてひびが入ってきたのでしょう・・。

と言うことで、120/90-19のタイヤでケツ上がりになっていた事もあったし、車検時にタイヤを新調しようと考え始めていました。
そう決意すると、溝は9分あるけど1ヶ月半後には外されるタイヤを酷使する(何で?)普段ではしない、ゼロ発進の虜になり、夜な夜な出かける事になりました。

ヒューーーーーーッ!キーーーーーーッ!もう無茶苦茶。いつもなら、タイヤのセンター部分もったいね〜と思うところでも、お構いなし。そう割り切ると本当に楽しいバイクである事に気づいたりするものです。
3月22日(土)。この日は夕方まで仕事をしてラパイドさんまで車検の打ち合わせに・・。ドカティのおっちゃん来ました。とても面白い会話を。ついでに大将のゴッドハンドでエアスクリューの調整を。キャブはかなりいい感じでついてきています。本当にいい感じです。
「ホイール換えたんですね〜。」
「解りますか?」
「何のホイールです?これ」
「Z750GPなんです。E4と全く同じなんですよ。」
「うまくハメましたね〜。」
「不安もあったのですが、キャリパーサポートの根元削るだけでハマりました。」
「走りはどうですか〜。」
「タイヤサイズが大きくなっちゃったんであべこべです。」
「そうですか〜。」
「120/80あたりのTT900あたりにしないとしんどいですね。」
「松崎さん、このBEETのアルフィンとか高いんでしょ。」
「福井の友人に安くで譲っていただいたんですけど当日落としちゃって・・。」
「そうなんですかぁ。まぁ、タッチアップすればねぇ。」
「でも40歳でアルフィンはちょっと抵抗あるかな。」
「いやいや、まだまだ。フロントフェンダーもシャークみたいなのにしないと・・。」
「シャ・シャークですかぁ。」
「あっはっはっは。」
こののほほんとした会話。本当にラパイドさんは癒し系のバイクショップなんですよ(爆)。車検が切れる4月4日までに持ってきますね、と言うことでお別れしました。
3月22日。久々の洗車。すごい汚れでした。愛姫ちゃんも喜んでいるようでした。いつも思うのですけど、FXミーティングに参加した時にピッカピカにしている人たちは本当に大変な努力をされているんだな・と思います。

私には到底無理な話です。
3月24日。昨年11月に補充したばかりのバッテリー液の点検を・・。また1/3にへっとるがな。全ての電装がゼファー400でバッテリーだけFXだからかな。電流が多いのかな?テスターで図ると15Vはあります。ちょっとご飯食べすぎ。私と同じだ。これだけ減っているのを見ると走っている最中に、サイダーみたいになっていると思ってしまいます。

冬場のチョイ走りをし続けているからかもしれません。

今度バッテリーを交換する時はゼファー400用の密閉式にしよう。ゼファー400-C6でも密閉式つけてもいいのだろうかと不安はありますが。
その日の晩にケツ上がりの問題、賞味期限切れの問題を解決する為、ダンロップ TT900GP・120/80-18 62H TLをネットで注文しました。バイク屋さんが一番嫌うお客。ラパイドの大将すいません。
品番 サイズ 外周
ミシュランマカダム50E 110/90/18 109 655
ミシュランマカダム50E 120/90-18 119 673
ダンロップTT900GP 120/80-18 124 651
ひゃっほ〜!!5ミリも太くなるで〜!!
外周の差は673-651 = 22 割ることの3.14159 = 7.00それを2で割ると3.5ミリもリアがダウンする計算となる。
以前のE3ホイールではめていたミシュランマカダム50Eの110/90-18は幅109外周は655。それと比較すると幅が15ミリも太くなって外周はほぼ同じ。扁平率の加減で少しでもリアの路面感覚がつかめたらいい。これでコンパウンドが昔乗ってたTT300GPと同じように消しゴムみたいになって喰らいついてくれたら怖いもんなしやなぁ〜!とひとり夢を抱いていました。
結局よく考えて見るとタイヤ付きE4リアホイールを安く手に入れましたが、タイヤを注文した現在、スプロケットもあわせて30000円位費用を捻出している。新品ラジアルタイヤ付き1000円のゼファーカイのホイールを眺めては、追い込み加工もギャンブルだが、こちらにしておいたほうが良かったのかな〜なんて思ってしまうこともあります。(でた!またゼファー400)

まぁ、このカスタムはStage110位でご紹介かな。その時にはまたこのタイヤが賞味期限切れになっているかも。
3月31日。いよいよダンロップTT900GPが届きました。

120/80-18。

まだ空気は入れていないんですが、高さがこれだけ違うといい感じですね。
ショルダー部の形状が非常にレーシーですね。

本当に昔のTT300GPを思い出しちゃいます。

センターの溝がなかったら同じデザインかもね。
はめる前からこれだけ楽しみなのは初めてかな?

Z750GP(E4)ホイールにしたから出来るカスタムなんですね。

本当に楽しみです。
フロントにもはめたいなぁ。

TT900GPには19インチが無いんですよね・・。

GPz400FかZ1Rのホイールにしたらフロントもいけるんだよなぁ。昔はフロント19インチでバトラックスといういいタイヤがあったんですけどね。綺麗な三角形に減りました。走り方か?

昔は本当に良かったです。
こうしてこの日はタイヤパターンをじっと見つめていました。
4月1日。仕事が終わってからラパイドさんへ。

いよいよ車検です。

キャブの調整、タイヤ交換などなどお願いしてきました。

この週か来週には終わりそうです。

桜の咲く、いい頃なのにな・・。
「大将、リアを落としたいンですけど・・。」
「そうですね〜。」
「前をノーマルブリッジにして上げましょうかね。」
「そうですね〜。」
「今のサスのまま下げることは出来ますか?」
「ブラケット溶接しなおしましょうか、でもこのタイヤならかなり落ちそうですね。」
「そうですか?」
みたいな会話をずっと。

しかし、帰りは50キロしか出ないタクトで自宅まで40分。実に、実に寒かった〜。

こうして2回目の車検を待つことになりました。
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