2007年11月24日は激走ののち、その晩に中村君のトラ君からCRとともに受け継いだオーリンズ36Pの装着をプルパパさんのガレージで行うことになりました。ブルパパさんのガレージは広いし工具も一式あるし素晴らしいガレージなんですよ。ここでバイク見つめながらバーベキューしたら最高なんだろうナ!
オーリンズを装着する際、リアブレーキのオイルラインが干渉することに気づきました。
「タカチン、これどうしようか・・。」
「後ろに廻しましょう・・・リアブレーキオイル入れなおさないと駄目ですけど・。」
そうしてリアブレーキラインを修正してオーリンズは2人がかりで無事装着、中村君のトラ君からCRとオーリンズという私には無縁の一流ブランドが移植されたことになります。大阪千林の商店街でヒョウ柄の服を着こなしているオカンが、いきなりビトンのバックを渡されたような感じですかね(爆)。その後、リアブレーキオイルの充填に失敗し、スコスコ・・。ちょうど大阪からお見えになられたZXR1100乗りのやんさん先生にオイルを入れてもらう始末。これがまた驚くべき制動力を得る結果になったのでした。
次の日2007年11月25日。朝ブルパパさんちに向かうとメッサ渋いドカティが・・・!!1981年製ドカティ900SS。私のZ400FXと同い年なんです。オーナー曰く、

「いや〜ちょっとためらったらすぐに置いていかれますよォ・・。」

だなんて、メッサ速かったのですけど・・(汗)

「1979年製のこのドカが一番いいんですよね〜、ラパイドの大将も狙っているんです。」

でたぁ〜。
エンジンをかける度に、センタースタンドを立てて、キック一発!。3回の空ぶかしという昔ながらのスタイル・・。またこれがめちゃくちゃかっこよかったです。やっぱり旧車には旧車のスタイルがあるものです。私もコンビニでよくヤンキーのおにいさんから話しかけられるのですけど、キックはないから、キルスイッチ切って3回目にエンジンかけようかな・・なんて。

「やんさん、僕のFX乗って頂けますか?」
「なんでやねん!」
「ヤンさんのインプレ聞かせて欲しいんです。」
「ええで、ええで・・・。」
そうしてヤンさんは私のFXに乗って
バババババッ・ババッツボボボボ・・・ババーーーーーーン!!
フロント浮いていた。私のFXでフロント浮いている姿、stage68で初めて見た(爆)
「まっちゃん、このバイクめっちゃオモロイで・・こんなんやとは思わんだなぁ・・買いたての頃どこに捨てに行こうかなとおもてたけど、よう頑張ったなぁ・・!ホンマよう頑張ったわ。このCR、なんや、ごっついで〜、これからも、大事にしたってや!!」
正直嬉しかったです(汗!)
それから皆さんと一緒にパールへ。いつものサニーロード経由。
コーナー進入・・。あれ・・あれれ。
フレームがヨレない・・何故?ラインが違う・・何故?タイヤが滑らない、ギャップを拾わない、フロントがピクンピクンしない、アウトに膨らまない、エンジンパワーが足りない・・・。たった2本の34.5センチのパーツ。たったこれだけで違うバイクに乗っているような気がした。バイク乗りの皆さんなら、セルシオや、クラウンの後ろを走っていて、車体はそのままだけどタイヤだけが動いている姿を見たことはないだろうか・・。まさしくそんな感じ。簡単に言うと、厚いグローブでバイクを運転しているような感じ。このサスの限界を考えると果てしない。一度中村君のトラ君FXで高見の上りを全開で走ったことがあるけどヨレてヤバかった。今の私のFXとの違いはGPz400Fのスイングアームだけ。とすると、アームの剛性なんだと思わざるを得ない。
私が戸惑うのは、ほとんどロードのギャップを吸収しちゃうので状況が解らないんです・・。今までシートやステップで車体の状況が解ったのにそれが解らないんだな。私の乗り方の場合、ワークスパフォーマンスのような柔らかめのサスでふらふらする方が酔拳みたいにリズムに乗っていいのかもしれません。っていうか、そんなサスだからそんな乗り方だったのかも。そう考えると、慣れるまでかなり時間がかかりそうなんです。
やんさんは、ブルパパさんちのケイコさんのモンスタースクーター・デルビGP-1・250で参戦。このスクーター、スポーツスクーターというコンセプトは解るけど、完全に乗り手による。

絶対に付いていけない。

ええ〜、所詮250のスクーターでしょと思う人もいるかも知れません。けれど、この日を体験した人ならそんな台詞は皆無でしょうね(大爆)
そして16:00頃、ツーが終了すると横浜のタカチンは帰っていきました。この3日間お疲れ様でした。親族でも弟でもないけど、一緒に走った友と別れるのは、四国と同じ、いつも寂しいものです。
日は変わって2007年12月1日。伊賀上野まで伊賀FCくノ一の応援にバイクで向かいました。名阪国道。ぬわわキロでコーナーを曲がる。なんですか、パワーが足りない。パワーが足りないのではなくて、体がいままでの挙動を求めているからそう感じるんです。

大阪千林商店街でヒョウ柄の服を着こなしていたオカンが、ビトンのバックを手にしてしまったが、なんや気が付いたらビトンのバックはヒョウ柄の服には合わんがな〜って感じかな。

この金色のタンクの付いたサス。このサスだけで本当に私の愛姫の性格は変わってしまった。甲子園出場校のバランスを六角形で現すことがあるが、守りだけが5のチームです。


ところで、このコンテンツ、たとえ話多すぎ(爆)
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