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![]() 早速中村君に連絡しました。 「翔ヤンが祭りの季節だけどどう?って言ってるよ。」 「行きます・行きます。」 即答でした。 9月28日のツー当日まで2週間。必死でE4カラーのテールカウルをヤフオクで探すけど出てこない。 |
![]() 2007年9月28日。いよいよ2004年7月以来2度目の四国上陸★讃岐うどんツーの出発日がやってきました。この日は東京出張で21:00に最寄の駅に着いて、21:30に帰宅後22:00にすぐ出発という過密なスケジュール。松阪から高見峠→大宇陀→橋本→和歌山港2:40発のフェリーに乗るという無謀な計画。ところが帰りの電車で和歌山県の地図が無い事に気づき、急遽伊勢中川駅を降りると駅前の宮脇書店で地図を買うという始末・・。 |
![]() ヤバい。用意をしていない・・と慌ててTシャツとパンツとカッパとデジカメをカバンに詰め込んで無事?22:10に出発となりました。 「あ・・あかん、外装戻してない・・・。」 致命的な外装チェンジを忘れていました。 「このままで行こうか・・。」 |
![]() 中村君「旦那さんの趣味、よく許していますね〜。」 嫁はん「もうあきらめていますから・・。」 帰りのフェリーで聞いたのですが、こういう会話があったらしい(爆) 「ほな、行ってくるで〜。」 「いってらっしゃーい♪」 ということで、2007二度目の四国上陸★讃岐うどんツーは慌しくも無事スタートしたのでした。 |
![]() 「中村君、今日は迷うかも知れんなぁ。」 「ややこしいですか?」 「R166や、R370やR24・・訳わからんわ。」 「まっちゃんさん、大丈夫ですか?」 「まあ、何とかなると思う・・フェリーの時間確か2:00やったで急ごうか。」 「はい・・。」 本当だろうか・・。実は本当の出発時間は2:40なんですけどよく下調べをしていない几帳面で大まかなAO型の性格が出て、この時点で2:00ジャスト出発と思い込んでいる、これが後に裏目なのか吉日になるという変な状況でした・・。 |
![]() 「これはいかん・・・。」 とバイクを止め、急遽カッパを着ることに。 |
![]() あ・あかん、シールドが効かない。40キロが限界か?とスロー走行を。 そのうち、R166からガソリンスタンドを左に入る。そして吉野あたりで全く道が解らなくなりました。自動販売機の明かりで地図を開き、ルートの確認を。 「あ・あかん、さっぱりわからんわ。ブルパパさんまだおきとるやろで電話してみるわ。」 |
![]() 「大丈夫と違う・・。」 「・・・。」 みたいな。どんなんや〜! 0:20頃ブルパパさんに電話をして、ケイコさんに道を教えて頂きました。この時電話が繋がらなかったらマジで熊野に抜けていました(爆)保護者失格ですね(笑)ケイコさんから「とにかく五条を目指すんやに・・。」とアドバイスを・・。街頭も無い真っ暗な道で、雨で視界も殆んど無い中、このケイコさんのアドバイスが、どれだけ役に立ったことか・・。本当に有り難かった・・。 チャントシラベトケヨ〜・・。 |
![]() 「おい!中村君!このスタンドおつりでえへんセコイやつやわ!」 「マジですか?」 「1000円単位やに、ワシはじめに入れてみるで余ったらやるわ。」 1000円で溢れる寸前、ピッタリ入りました。中村君も全く同じ。ラッキー!! いよいよ雨が止みました。給油も無事に終わったので、ここから爆走開始。 |
![]() 「はい!」 そこから時計を見てだんだん2:00が迫ってきました。とにかく時間がない。雨も止んできたのでR24をひたすら「ぬわわキロ」で爆走(爆)そして、道の駅紀ノ川に到着・・。 「中村君、もう1:40やわ、間にあわんだ・・4時の船にしようか。」 と携帯のサイトで南海フェリーの時刻表を見る。 「中村君、出発2:40やで〜!その次は5:50までないわ!えらいことや!いくで!」 「・・・。」 多分私とは時刻表がらみのツーは行かない方がいいと思う(大爆!) |
![]() 「急いで切符買うで〜!!」 「はい!」 みたいな・・。 |
![]() 海の向こうで翔ヤンが待っている・・。行きはそういう思いで距離なんて関係ありませんでした。 |
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![]() 「そやろなぁ、上がったら即効で寝るで〜、多分興奮して寝むれんと思うけどな・。」 |
![]() 高速淡路経由なら明石海峡大橋もある。高速なら1:00に松阪を出発しても十分間に合うのでしょうけど、中村君との高速並走は、東名でかなりしていますし、夜中に出発しフェリーにバイクを積むセコセコ旅を是非この伊勢の若者に経験させてあげたかったんです。 本人はどう思っていたか知らないけどね(謎) |
![]() 松阪→和歌山の雨中4時間爆走はかなり五臓六腑に効いたみたい。 スマソ。 これこそ、ブルパパさんの言うところの拉致!ははははは! ブルパパさん曰く、若い時に苦労すると、ええでぇ〜♪ってか!(笑) |
![]() 徳島港を降りてすぐに、遠くから甲高いショート管の音! コーーーーーンコンコンコン!!これは翔ヤンに違いない。 「中村君、翔ヤンに逢ったことあるんか?」 「いえ、掲示板でしかお逢いしたこと無いんです。伝説の翔ヤンさんですよね?」 |
![]() 「そうですか?」 「ヘルメット見ても、絶対顔色変えたらあかんで〜。」 「どうしてですか?」 「これ、今、朝早いし寒いやろ、そやけど絶対シールド無しで来るから・・・。」 「は・・・はい・・・。」 そうして、西讃のヒーロー、翔ヤンが現れました! |
![]() 「アリガト・・このコ、中村君★伊勢やに〜!」 「どうも、翔ヤンですぅ〜、今回は感動してもらいますけん〜接待ですきに〜・・。」 「ど・どうも・・な・・中村です・・。」 完全に圧倒されている(爆) |
![]() 「翔ヤン、翔ヤンの家までどれくらいかかるん?」 「ちょうど1時間、バイクやったら近いですきに・・。」 「い!1時間?す・すまんなぁ、ここまで来てもろて。」 「ええん〜、ええん〜、接待ですきに、楽しんでもらうけん気にせんとってくだぁさい。」 本当にいいのか? 本当にうかつでした。西讃からここまで1時間だなんて・。ちゃんと待ち合わせ場所を決めておいたらよかった。本当に申し訳ないことをしました。 |
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![]() 翔ヤン車も抜かさないし安全運転なんですよって、当然ですね(三重組反省) |
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![]() 翔ヤンは1軒目のうどん屋さんに行く段取りをしていてました。 |
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![]() 「三重県から・・よくおいでになったね〜。」 「はい・・。」 「昨晩は泊まったの?」 「はい、船内で・・。」 「ぶっ通しなの・・・。それはおつかれさん・・。」 みたいな。 |
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![]() どう見ても、銀色に輝く缶ジュースを飲んでいる・・。 朝8時近くと言うのに・・・。 こと人たちは、ドイツ人に違いない(爆) |
![]() 「遠いところから来てもらったけん、ゆっくりしていってや〜。」 「はい・・・・。」 「お兄さんも1杯いっとくか?」 「いえ、遠慮しておきます。」 |
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![]() 「まっちゃんさん、来て良かったです。」 「今まで不安やったんか(爆)中村君、あと3軒廻るらしいで・・。」 「えっ!」 |
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![]() 「翔ヤン、玄関網戸とちがうか?」 「いつもこうですぅ、締めた事ないけん。」 「うそ!マジで?」 どうやらこの地方では玄関を締めねくてもいいらしい(爆) |
![]() 「これ、翔ヤンの愛車なん?」 「そうです、これがキャンターです、先日ジムニー積んで京都まで行ったんですぅ。」 す・すげぇ。 「ほな上がらせてもらうわな・・。」 「どうぞ〜!」 |
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![]() 「翔ヤン、これは?」 「これが、環七シボリですぅよ。」 これがBGの通販に載っている環七シボリなんだな、と思いました。狭い狭い。すこし握ってみましたが。どう考えてもスロットルをひねることが出来ない。 翔ヤン曰く 「疲れてくると、外側から握るけん・・・こう(内側に)回すけん。」 で・でた〜! |
![]() 「今日はギュンちゃんと走りにいくけん〜。楽しみにしとって〜ください。」 「え・あの赤いマッハと併走ですの?」 「いえ〜、車検切れで愛車DAXですぅ〜。」 「ダ・・DAX?」 そのうちバルルルン!!という音がして、ギュンちゃんが登場。110ccのDAXはなかなか太いサウンド。 「はじめまして、ギュンちゃんです、よくぞお越しくださいました、ゆっくり楽しんでいってくださいね。」 ギュンちゃん・・なかなか好青年です。 |
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![]() 「翔ヤン、ここのお店の名前は何?」 「そんなん、ないみたい・・。そばやです。」 ??? 本当らしい。 |
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![]() 太くて短くてコシがあって、ちょっと他では味わえないかな? |
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![]() シールドが着いているからまだいいかな? |
![]() 道中、目の前で、軽四に乗ったおじいさんと、カブに乗ったおばあさんとの接触事故に遭遇。1車線で併走する2台、軽四の左ミラーがカブの右ハンドルにあたり、バランスを崩し、まくれ吹き飛ぶおばあさんを真近で見て、3人とも結構ブルーに・・。おばあさんしゃべれたから命に別状はなかったし、薬局の前だったから運がよかったな、救急車もすぐに呼んだし、でも多分完治に時間かかるだろうな・・。なんて思いながら走っていました。 |
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![]() これならいろんなダシがあるから何杯でもいける!って感じかな。 |
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![]() 「・・・・・。うぐっ。」 「あんたー!給食最後まで残っている小学生みたいな顔してるで〜!!」 「・・・・・ぶっ!」 「マジで大丈夫?」 「・・・・・うふふふ。」 「はははははは、翔ヤン、だいぶ苦しいみたいやで〜。」 「噛んだらいけんよ〜、うどんは飲むもんですきィ・・。」 噛むことと満腹と何の関係も無い事はわかっていたけど、非常に辛そう・・・。この顔。 |
![]() ということで、訳もわからず着いて行くことに。 |
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![]() 翔ヤンのいうところに登ってみると・・・。 |
![]() これはメンテナンス大変だわ。 |
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![]() 俺も歳くっちゃったなぁ・・・。とブルーな気持ちになっていました。そりゃぁ、40歳と20歳ですものね。 下半身は多分負けていないけど(爆) |
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![]() 今日は、DAXの後ろで良かったワ〜!!なんて。 |
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![]() 「いつもこうなんですよ・・・。」 「これって、殆ど火事やん〜。」 面白かったのは、飼ってる柴犬も怖くて犬小屋に入ってしまうところでした(爆) |
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![]() 「ギュンちゃんさん、いいですかぁ〜?」 「いいですよ、多分軽さにびっくりしますよ。」 「うわぁ〜、350マッハってこんなに軽いんですね。」 私もまたがってみたけど、エイプのような軽さでした。この車体に350ccの2ストエンジンですから、恐らく飛ぶ世界ですよ・・。 「ぎゅんちゃん、燃費どれくらいなん?」 「8とか6とか・・。」 「メッサ地球に優しいなぁ〜!」 |
![]() 「まっちゃんさんごめんなさいね、夜に用事があるからここでお別れ。」 「おお〜、今日は本当に楽しかったですよ、忙しいのにすまんだのう。」 「あとはアニキにお任せいたします、道中気をつけてくださいね。」 「ありがとう、またゆっくり来ますね、その時はマッハでね。」 そういって、ギュンちゃんとお別れしました。 ギュンちゃんの家の前で写真を・・。遠くにうどん屋さんが見える。このあたり一体、私の住む三重県とあまり風景は変わらないんですけど、見渡すと必ずうどん屋さんがある・・。そんな食文化の違いに、ひとり感動していました。 |
![]() ガレージで見つけた程度極上のCB750K0。そのバイクの大きさたるや、昔友人が乗っていたKZ1300のような重厚感がありました。パーツひとつひとつ、全てフルオリジナル。キックペダルのゴムブッシュにホンダマークが入っているだけで1万円以上で取引されていると言う、恐ろしい世界。この世界も、Z2と同様、関わりたくないマニアックな世界のひとつですね。 それから翔ヤンにお風呂に連れて行っていただきました。翔ヤンのお話によるとひで★愛媛さんもイベントで使ったところらしい。何と言う温泉施設か名前忘れちゃいました。でもヌルヌルで最高の温泉でしたよ。 |
![]() 「翔ヤン、このお店メニューないけど?」 「このお店メニューないんですぅ〜、まっちゃんさん、何頼んでもいいですぅよ。」 「えっ!何頼んでもええの?」 「そう、何頼んでもつくってくれる。」 「マジで?」 近くで祭りがあるのかな、次から次へお客さんが鳥モモを買いに来る。そしてカウンターに居るお客さんも全員鳥モモを食べている。 |
![]() 「いいよー。」 「お勧めは何?」 「鳥モモ。」 「じゃぁ、鳥モモ。」 折角ご紹介頂いたのに翔ヤンに、ひょっとしてこのお店鳥モモしかナイントチガウ?とは言えない。でも折角女将さんのお勧めならと鳥モモを注文。 |
![]() 「まっちゃんさん〜、祭り見に行くけん。」 「祭り?」 「そうなんですぅよ。来週が大祭りなんですけど、今週は小祭り。行きましょ行きましょ。」 「こんな夜更けに祭りなの?」と思いましたが、翔ヤンのいうとおり、着いて行くことに。 「てか、どうやって行くの?」 「車でいくけん。」 って、茶色い瓶のジュースで乾杯しとるがな。 このあたりは、多分、全員ドイツ人の様です。 |
![]() トントントコトン・トントコトン♪トントントコトン・トントコトン♪ |
![]() トントントコトン・トントコトン♪トントントコトン・トントコトン♪ |
![]() 「翔ヤン、隣町なの?本当に?」 「どこでも出没するけん、有名人ですぅよ・・。」 「おっ、近藤君!今日は元気良さそうだねぇ〜!」 この人の顔の広さに、こんな遠いところで面喰っていたという・・・。 |
![]() 「中村君、これは、いいもの見させていただいているな〜。」 「僕の地元でも派手な祭りはあるんですけど、でも、ここまでは。時間もこんな時間に全員集合なんてありえないし。」 「熱いんですよ。多分。全員この日を一年間待ってるんだと思う。」 |
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![]() 「だってもう夜の10時近いで、まだやってるところあるの?」 「まあええ、まあええ、行きましょう〜。」 そうして翔ヤンのいうままにまたまた隣町の隣町に行く事に。 |
![]() 「翔ヤン、本当に何かが起こるのかな?」 「まあ・待ってて〜。そろそろ来るけん。」 |
![]() トントントコトン・トントコトン♪トントントコトン・トントコトン♪ で・・でた。 |
![]() 夜の10時過ぎなのに。何だな不思議な風景でした。 |
![]() というのが私のこの時の感想です。 |
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![]() 道路沿いの倉庫にGPz400Fがレストア中で置いてありました。 「近藤さんのお友達ですか・・まぁ見ていってください。」 「あぁ・・懐かしいなぁ・・バラバラにされたらFXもGPもGPzもよく似ていますね。」 知らないお家の倉庫で突然バイクの話で盛り上がれるところがこの地区の若者の素晴らしいところ。 「また一緒に走りましょうね・・。」 「是非!」 |
![]() 「まっちゃんさん〜。このお店のラーメンは本当に美味しいですぅよ。」 「ほなひとつ頼んでみようかな。」 「女将さんラーメン2つ!」 中村君 「えっ!まだ僕も食べるの?」 中村君死亡説(爆) こうして、その後翔ヤンのおうちで工場超!さんと4人で夜中まで楽しく飲みました。 |
![]() 「中村君、おはよう。えらいことや、メッサ雨やに。」 「・・・・・。」 中村君は目をこすりながら、 「まっちゃんさん、ひょっとして前のトラックに・・・。」 よく見ると、翔ヤンのキャンターにZ400FX2台が積載されている。どうやら私たちが寝ている間に、翔ヤンと工場超!さんが、朝早くからバイクをトランポに積んでくれたらしいんです。 |
![]() 「翔ヤン、すまんのう、雨降っているから、トランポに載せてくれたんか。」 「接待やけん、かまわん!かまわん!」 本当にすまないことだと思いました。 それから、翔ヤン、工場超!さんとともに朝うどんを食べに行きました。岡崎製麺所。コシがあって地元でも有名な製麺所らしい。 そうして、うどんを待っていると・・・。 |
![]() トントントコトン・トントコトン♪トントントコトン・トントコトン♪ また「ちょうさ」だ〜。 大雨の中、「ちょうさ」は独特のBGMとともにうどん屋さんを通り過ぎていきました。 |
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![]() 「あんた!壊れとるがな〜。」 「おーにーぎーりー。」 「翔ヤン、中村君逝ってもた。」 「うどん食べすぎですぅか。今日は高知までいくけん。」 |
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![]() 「まちゃんさーん、もう高知に入ってますぅ〜よ。」 「えっ!いつの間に・・。」 「高速だと、近いもんでしょ〜。」 そうして、スナフキンさんのお家を目指して走りました。 |
![]() 「はじめまして・・まっちゃんです。」 「はじめまして・・スナフキンです。遠いところよくおいでで・・。」 「翔ヤンのはからいで、ここまで来る事が出来ました。」 「どんな形であれ、ここまで来て頂いたことには変わりありませんよ、ゆっくりしていってください。」 こ・これがネット画像でしか見たことがなかったスナフキンさんのスポークワイドホイール黒Z400FX・・。パーツというパーツ、全てが輝いていました。 |
![]() 中村君もかなり驚いていました。 「確かにこれはすごいわ・・・。」 今まで、様々なZ400FXのカスタムを見てきたけど、ワイドリムなどにすると、旧車のコンセプトが崩れるんです。けれど、このバイクはそのあたりを見事にクリアしている。 |
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![]() それから、しばらくスナフキンさんとお話を。エンジンやCRキャブのお話など盛り上がりました。 |
![]() 「いえいえ、こちらこそです。」 「このバイクに乗っていなかったらお逢いできないんです、でもこうして遠いところから逢えるんです、それって素晴らしいことですよね・・。」 「そうですね、Z400FXに乗ってなかったら、間違いなくここにはいないですよね、しかし素晴らしいバイクです、大切にしてあげてくださいね。」 「このバイクの世界なら、是非、ブルスカさんに寄っていってください、そこに行けば説明は要りません、全てがそうですから・・。」 「まっちゃんさーん!行きましょう!行きましょう!・・是非〜!!」 「翔ヤン!ええんかな?」 「折角ですから〜・・。接待ですきに。」 |
![]() 「スナフキンさん、お元気で・・。」 「まっちゃんさんも、、徳島からは自走ですよね、和歌山からは4時間ですか、帰り道気をつけてくださいね・・。」 「ありがとう・・また、いつかお逢いしましょうね。」 「ツーレポ楽しみにしていますね・・。」 ココノコトカ・・・ハヨカカナ・・イカン。 そうして、12:47にスナフキン邸を出ました。 |
![]() 「16:30のフェリーですから、あまりゆっくり出来ないん、でも折角ですから〜。接待ですきに〜。」 そうして、バイクショップ、ブルースカイさんに到着。 「いらっしゃい、どちらからおみえで・・。」 「三重県です。」 「三重県!ゆっくりしていってくださいね。」 ここで見たバイクの数々を見ていて、スナフキンさんの言っている意味が解りました。純正の良さを大切にしながら、さりげなくこだわりのパーツで武装、ひとつひとつのカスタムはごっついけど、全体のバランスを決して壊すことないセンス。センスですよこれは。 |
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![]() 昔、Gショックを集めていたときもそう、ショボイGショックをたくさん集めて眺めていたとき、イルクジ1個を毎晩眺めた方がいい・・と思っていたことを思い出していました。Z400FXを購入して3年半ば、自分でいろいろやって来たけど、まだまだ甘いな〜。そう思わせる1台でした。 |
![]() 「高知なんですよね。お願いします。」 |
![]() だんだん歳をとってきたのかな?ずいぶん写真好きになってきている。観光客かっ! 「翔ヤン!いろいろ廻ってもらったなぁ・・。」 「いえいえ、接待ですきに〜、でも時間がなくなってきました、急ぎましょう!」 そうして、バイクショップブルースカイさんをあとにしました。 |
![]() このとき14:00くらいではなかったかな? 「このまま、高速で徳島港まで行きますぅよ。16:30出航だから、16:00には着かないといけない。」 「翔ヤン、本当にいろいろすまんだのう、そんなに慌てなくてもいいからね。」 |
![]() 「あと1時間しかないけん・・。急がな〜いかん〜。」 ドリュリュリュリューブォン〜と翔ヤンのキャンターは軽快な音で、徳島への高速を飛ばし続けました。4000cc。凄いトルクでした。 |
![]() 「間に合ったぁ。まっちゃんさん〜、降ろしましょう。」 工場超!さんのワンオフ・バイク積み下ろし用ラダーで、手際よくZ400FX2台は降ろされていきました。そうして、切符をドライブスルーみたいなところで買い、バイク専用レーンまで走りました。 |
![]() 「・・・・・・・・。」 「この2日間本当に楽しかったよ。また三重県にもみんなと来るんやで。」 「・・・・・・・・。」 「翔ヤン、またな!」 「別れは・いけん・・別れわぁ〜いけん・・寂しゅーなる・・。」 「翔ヤン、これが最後じゃないから。ありがとうな。」 「・・・・・・・・。」 翔ヤンの目に。私もこの2日間のことを思い出して、もらってしまった。 「バイクの人はフェリーに入れてくださ〜い。」 せわしなく、別れの時間は過ぎ去っていきました。 |
![]() 「まっちゃんさん、四国の人たちはみんな熱かったですね。」 「そやなぁ、翔ヤンは多分、どこに招待したら我々が喜んでくれるのか、ずーっと長い間考えてたんだと思うよ。だってどう考えても全部すごかったしなぁ。」 「ええ・・ほんっとうにすごかった。最高でした!」 |
![]() 2度目の四国上陸★讃岐うどんツーはこうして幕を閉じていきました。 |
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![]() 16:30出発の船はすごい人だかりでした。 |
![]() 「そんなのあるんですか?」 「記念やで、いこいこ!」 VIP席端のソファーはフカフカ。二人ともそこに横になると、お互い記憶にないほど素早く爆睡・・。 「zzzzzzzzzz・・・・。」 「♪テテッテーレッ♪!!♪テテッテーレッ♪!!」 うるさいわ! 大きな爆音楽に起こされ、あっという間に和歌山港に着きました・。VIP席ええなぁと思ったの正味20秒くらいやん。 速攻で下に降りました。 |
![]() 「ここから三重県に帰れます。」 なんて看板もないから、帰り道が解らない。ウロウロしていると、ようやくR24の看板を発見。これはラッキーと思い三重県目指して走り出しました。 |
![]() 「いいですね。今回は本当に麺づくしですね、2日間で麺しか食べてないけど、それもいいですね。」 「そうして、R24沿いのお店に入りました。」 |
![]() 食べてみると、かなり濃厚。チャーシューもかなり美味しい。 「まっちゃんさん、今回は全部美味しかったですね。」 「讃岐うどんはさっぱりしてたしな、最後はこの黒いラーメンでしめやなぁ。」 |
![]() 残念ながら橋本あたりからまた大粒の雨が降ってきました。また途中から道が解らなくなってコンビニで道を聞くことに。写真は21:23。もうかれこれ1時間以上雨に打たれている。 「中村君、大丈夫か?しかし雨の夜間走行危ないなぁ!シールドが全然効かん。中村君、すまんけど家に着く頃は12時廻るわ。」 「しんどいですね、僕は大丈夫ですから、ゆっくりいきましょう。」 そうして、R166を目指し、時速40キロで雨中・ひた走りました。 |
![]() 「中村君、上の看板見てみ!」 「まっちゃんさーん!R166じゃないですか!やっと、やっとですね。やっとこれで帰れますね!」 「・・・・。」 多分中村君は和歌山からここへ来るまで、R370などで迷っていたから、家に帰れるか不安で仕方がなかったんでしょうね(爆) |
![]() 「あんたセミか!」 「ふふふふ・・。」 |
![]() よっぽど、三重県に帰れるという安堵感でいっぱいだったのでしょうね。 松阪まで86キロ。そんなにあるのか・・。夜・雨の高見峠、奈良からバージョンは、なんだか真っ暗で危なかった。ループでは、つなぎ目の度に大きく滑った。飯南に着いた頃、やっと雨が止みました。そして今回のツーは終了しました。 ツーレポを書いている、1週間経った今も、四国の余韻に浸っている感じがしています。素晴らしい人たち、四国。伊勢が美味し国なら、四国はあったか人の国ですね。 翔ヤン、そして今回出逢った人たちへに、楽しい旅をありがとうと言いたい。 |
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