2007年2月11日。ラパイドさんへ愛姫のお見舞いに行きました。ほぼ一ヶ月、久々に見る愛姫。

「大将、どんな具合ですか?」
「鉄の溶接だけに失敗が許されないですしね。でもなかなかいい感じになってきましたよ。」
「うわぁ!すげ〜!」
思わず声を上げてしまいました。
こ・これはっ!と思いました。フレームに直に装着されているという今まで見たことが無い装着方法。

「ステップというのはね、出来るだけ幅を狭くしたほうが乗りやすいんですよ。バンク角も稼げますしね。ノーマルステップの取り付け部からステーを伸ばして、そこにかぶせる方法もあったんだけど、それだと幅が出るんです。」

「あ・ありがとうございます。」
近づいて見てみると、素晴らしくマッチしていました。計算どおり、マクレーンのバックステップよりも3センチバック3センチアップというところでしょうか。

「鉄でもアルミでも溶接すると歪むんです。今回は穴の位置を少しでもずらしてはいけないから、その辺が大変だったんだけど、うまく着いてるでしょ。」

「あ・ありがとうございます。」
さっきからありがとうございますしか言えてないという・・(爆)
あれだけ悩んでいたリアブレーキの支柱も切断されてスッキリ!Z400FXのノーマルマスタの取り付けステーも綺麗に無くなっていました。この辺りはもっとぐちゃぐちゃしてたんですけど、随分とスッキリしていました。
リアブレーキ側を後ろから見たところ。フレームにメス型のボルトを刺し込んで溶接。これは大変な作業だったろうなと思いました。

フレーム内側の錆はあまり見ないでくださいね(爆)
「松崎さん、リアのブレーキセンサーはどうしましょう?」
「え・何かあるのでしょうか?」
「今まではバネでリアステップにつながってたんですけど、油圧のものをお勧めします。」
「お・お願いしますっ。」
「スイングアームの加工はまだなんだけど、出来たらお電話しますね。ピカピカに磨いてください。」
「了解いたしました。」

こうして、ラパイドさんでひとり愛姫をじっと眺めていました。
今回のカスタムはエンジン換装の時もそうでしたけど、一日も早く乗りたいと思っていました。
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