実は横浜の2310さんとはバイクで2回お逢いしていました。でも一緒に走った走行距離は清水で500m、横浜で自宅から私のコイルがパンクするまで1kmと2キロも走っていないのでした。

2006年3月26日車検直前、2310さん率いるGray'zのメンバーと清水でうなぎを食べに行こう浜松DEパッション!という行事に参加する事になりました。三重県には中村君という私のまだ半分しか生きていないZ400FXに乗る青年がいて、連れてって欲しいということで久居インター前の洋服の青山駐車場で待ち合わせ。なかなか綺麗なタイガーカラーに乗っていました。
「120キロ巡航で行くけどいい?」と聞くと
「はい・・・」とうなずいていた。
「刈谷パーキングまで一気に行くけど、どう?」と聞くと
「実はまだ県外に出たこと無いんです〜。」
ホンマ大丈夫なんやろうか。私が38歳、中村君は19歳。ダブルスコアやん〜。
何でZ400FXにしたん?と聞くと
「お父さんの〜。」
お父さんの代なのである・・。今日一日は学校の先生のような保護者責任感に襲われながら久居IC→刈谷Pまで一気に走る。
私がZ400FXを購入してはじめの頃は、最高速が120キロだった。そんな事を思い出しながら時に追い越しで140キロ程出しても着いて来る。やっぱり私は、かなり遠回りしている事に改めて気がつきました。刈谷Pから浜松までの東名高速脇の桜が非常に綺麗でした。
無事に浜松まで着きました。ここで2310さん、Akiraさん、ケンさん、まゆさん、村長さんたちと改めてお逢いしました。

「まっちゃ〜ん、お久しぶり!」

「いんやー本当本当!」
それから2310さんのお友達である武さんのお薦めのうなぎ屋さんまで皆さんで走りました。

お腹が空いていたので楽しみで仕方がありませんでした。
うなぎ屋さんに無事到着。三重県津市でいうところの新玉亭というところでしょうか。立派な5階建ての鉄筋コンクリートの店構え。

綺麗な老舗うなぎ屋さんという感じでした。
うな重。三重県は関西、腹から切って焼く。関東は腹切りダメで背開きで蒸しちゃう。ここ浜松は関西風。

とても美味しかったんですけど、2センチ程の上げ底はボリューム重視の関西人である三重県人からすると×。

「中村君、どう?」

「そうですね、美味しいっスね。まっちゃんさん、大きな声で上げ底〜上げ底〜言ったら恥ずかしいですよ。」

「ごめんなさい・・。」

みたいな。
お店を出ると雨が降ってきました。浜松駅近くのアーケードで1時間くらい雨宿りをしました。

雨宿りしている間に、ケンさんのブラックFXの試乗をさせて頂きました。

ミスティショート、アップハン。

排気量は同じでも、抜けのいいマフラーとハンドルポジションだけでFXというバイクは180度性格が変わることを知りました。この時の衝撃はその後の私のFXライフを大きく変える事になりました。
中村君のFX。とても綺麗で、皆さんからかなりの質問攻めにあっていました。
そして私のセパハンFX。綺麗なんだけど、何かが違う。ファイアークラッカーレッドのせいかも知れないけど、ケンさんや中村君のマシンを見ててとてもミーハーに感じました。
雨も止んだので、いよいよ浜松インターで2310さんたちとお別れの時を迎えました。
三重組のツーショット。本当に親子です(爆)
村長さんのMARKU。素晴らしい足廻り。こういうのを雑誌ではなく実物を近くで見るのもなかなかいいものですね。
浜松でうなぎを食べて外に出てみると雨が・・。、浜松駅前で雨宿りをしている間に、ケンさんのZ400FXを運転させて頂きました。アップハンの感触と、いい音。同じバイクでもこれだけ違うんだな、と思いました。
ケンさんと固い握手を交わし、2310さんたちとお別れしました。横浜の人達と三重県の我々と日帰りでお逢いできるなんて。私のバイクも浜松までなら楽勝になっていましたし、これはいいツーリングだと改めて思いました。
帰りに浜名湖Pに寄りました。中村君とラーメンを食べて、そのまま帰ることに。
「今日お土産で持っていった名古屋かプリンはなかなかウケてたよなぁ〜。」
「そ・そうですかね。」
「そうさー・・!2310さん顔引きつってたやん!」

「そ・そうですね。」

38のオッサンと19の青年のぎこちない会話でした。
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