ゼファー400/C6電装一式総移植プロジェクトが無事終了しました。走りには何の変化もありません。けれど電圧が安定するようになって、メンテナンス性能は抜群によくなりました。私のZ400FX右側のサイドカバーを開けた写真です。ゼファー400のイグナイタがぶら下がっています。いわゆるコンピュータ制御。今までガバナが遠心力で開いて高回転で点火タイミングをとっていた仕組みが、一気にIC化へ。オレンジのラインは常にアースのバイパスを取っておかないといけない配線。確かサイドスタンドセンサーをブロックするためだったような・・。ゼファー400-C6の伝送路を毎晩見つめては、こういった裏ワザをクリアしていきました。
電装がゼファー400-C6になると、ライト/ポジション/OFFのスイッチがなくなります。最初から無いんです。これはヒューズボックスの中に細工がしてあるようで、セルを回しエンジンがかかると、ふわっとヘッドライトが光る仕組み。あと、写真のようにハザードスイッチが使えるようになります。E3なのにE4のような4灯がうれしい。でも仕組みはゼファー400。ややこしい。あれ?E4なの?E3?なんやゼファーみたいな。そして、ライトの中にタコメーターのシグナル用配線がきますので、後に電気式タコメータが取り付けられることになります。燃料系のシグナル配線も見つけたけど、こればかりはどうにもなりませんネ。輸出用Z000FXのタンクならガソリン用センサーがついているんだけど、もしも手に入れたとしても燃料計をつける場所がないんです。Z400GPのデジタルメーターも面白いかもしれませんネ。
クラッチレバーは換えないほうが良かったかもしれないけど、Z400FXのクラッチレバー一式はもしも外す場合、左グリップを抜いてから抜き取る必要がありました。要するにセパハンからアップハンにしようとした時でも、アップハンからセパハンにしようとする時でもいちいちグリップを外す必要があるわけです。けれどもゼファー400のクラッチレバー一式の場合はセパレート構造なので(ネジ2箇所)いつでも外すことが出来、これは便利なのでこの際、交換しました。12345のダイヤルは少しダサいんですけどね。もしも転んで折ってしまっても、ゼファー400のクラッチレバーなら、腐るほどありますしね。
リアステップはポン付けで、カッコ良くなりますが、完全に倒れることは出来ません。飾りみたいなものです。

結局、ゼファー400/C6からの移植パーツは下のとおり。
・メインハーネス(メインスイッチはZ400FXのものを強引装着)
・左スイッチ(ZRX1100のものと共通)
・オルタネータ一式(コイルとマグネット)
・レギュレータ
・イグナイタ
・ヒューズボックス(サービスマニュアルにはジャンクボックスとある)
・ポイント一式(パルシングコイルとローター)
・リアブレーキセンサー・スターターコイル
・ウィンカーリレー
・クラッチレバー
・リアステップ

ゼファー400のウィンカーリレーは12Vモンキーにも利用できます。

外されたZ400FXノーマル左右スイッチ。ヤフオクで15000円で売れました。ゼファー400から取り外したパーツ全て購入してもおつりが来ます。本当に不思議な世界です。
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