タックロールシートが届くとバイクの中心部分が新しくなり、全てのパーツを新しくしたくなりました。

でも資金がない。

こういうときにパーツを売り続けました。リビルト品ではなくてノーマルに装着されていたものというだけでパーツがヤフオクで高値で売れていきます。

FX用ウインカーなどはたくさん市場に出ていますが、取り付け部分がこのような形状になっているものはノーマル以外にないからでしょう。
RAYBRIGのヘッドライトもサンダーで加工してFXのノーマルライトリムに強引にはめ込みました。

Z400FXのノーマル電装でも、シールドビームからの変更なので、H4バルブの明るさに感動しました。
でも、旧車の顔つきにならなかったので、ノーマルライトステーとセットでまたヤフオクで売られていきました。
タイミングがブレては走らなくなり、いろいろと苦労をした機械式ポイントユニット新品一式。半年も経たないうちにおサラバすることに・・。メッサ高値で売れました。
その資金でDYNA-Sを購入しました。

DYNA-Sの説明書。英語でさっぱり解らない。でも装着して始動性が上がりました。とても感動したパーツのひとつ。
CIBIE-Moto180をリムごと購入しました。

ヨーロピアンウィンカー、CADアルミトップブリッジ。

次から次へとばらしては売り、購入する毎日が続きました。
東京に出張に行くと、上野駅で降りてはバイク街に行く。CORINでウィンカーを買う。つける。やっぱりちょっと違うな〜とまた外して売る。なんと遠回りな話・・。
Z400FXを購入してから気に入らなかったジェネレータカバーとポイントカバー。写真のとおりキタネエ(汚)

かねてからBEETのゴールドカバーが気になっていたのでヤフオクで左右9000円で購入。
すばらしい輝きをしていました。
フロントフォークもオイル漏れがひどいので何本も買いました。何本かの中でもいいものを使い、残りは売りました。それでもまだ点錆びはありました。いつかいいフォークを探してやる・・と執念でした。

けれど完璧なフォークは見つからない。

でも妥協して中でもいいものをつけ続けました。

さて、何本買ったのか覚えていません。
新品のメッキフロントフェンダーも落札。

お金は売っては買い売っては買いしましたので遣ってないんですよ。

これもFXの七不思議ですね。
こうして今までのメッキフェンダーは売られていきました。
こうして買い揃えた外装パーツを次々に装着していきました。古かったパーツたちが次々に外されて、新車のようになって行きます。旧車乗りにとっては最高の瞬間ですよね。
この時装着したパーツ

CIBIE・MOTO180・ヘッドライト&カバー一式
36パイアルミライトステー
ヨーロピアンウィンカー
新品フロントフェンダー
フロントフォーク(まあまあ程度のいいもの)
BEETゴールドポイント・ジェネレータカバー
DYNA-S
ハリケーンスチールハンドル
いよいよ綺麗になってきた私の愛姫の写真。
フロントフェンダーやフォークが新しくなってフロント周りが随分と綺麗になりました。
これだけパーツを換えても、ダブルディスク、リアサス、チューブレス加工、スイングアーム、電装、などなど考えると尽きないんです。逆に言えば、まだそれだけいじるところが残されているとポジティブに考えました。

悲しいけど。

STAGE004・銀色の状態で止めておけばよかったと書いたのはそういうこと、やり始めると止まらなくなるレストア、カスタムの世界とは麻薬のようなものなのです。
CIBIEのライトは純正よりもかなり小さくてスマートになります。だんだんKawasaki旧車の顔つきになってきましたと勘違いしている事に、この時は気づいていませんでした。
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