あれだけ悩んだオイル漏れは部品代2800円で見事に治りました(爆)随分と悩んでいただけに、気持ちが随分と晴れることに。セルモーターのエンジンに刺さっている部分のパッキンが、24年の歳月で石のようになっていました。あわせて疑わしい部分のパッキンを交換することが出来ました。ラパイドさんには本当に感謝です。嬉しさの勢いで待望の夢のオイルクーラーをつけることにしました。装着はもちろんラパイドさん。
オイルクーラーはステーなどつけずにフレームにビス止めなのかなと思っていましたが、ラパイドの大将がワンオフでステーを作成してくれました。あわせてオイルクーラーがなるべくフロントフェンダーに当たらないように極限まで上げて装着を。その為にハンドルに当たるのを抑える目的でハンドルストッパーに1センチ程の肉盛り加工をしていただきました。
写真のとおり見事な見栄えになり、秀樹★カンゲキ!今までいろんなZ400FXを見てきたけど多分このステーの付け方はありません。そう思うと嬉しくて。僕のお宝のひとつ。
Z400FXもカスタムする場合にはコンセプトが肝心。現行車仕様に近づけていけばいくほど、ゼファー400のFX仕様になりますしネ。でも、普通のサラリーマンだと、カスピのような強烈なカスタムも出来まい、だったら昔からあこがれていたZ400FXの形をそれほど変えることも無く、この愛姫が普通に安全に走れたらいいと決めました。それほどポイントやエンジンのオイル漏れに悩み続けたからこそ、そういう考え方になったんだと思います。旧車絶対主義のコンセプトならロックハートやZ400GPのオイルクーラーが候補に挙がるはずなんだけど、私の場合は、とにかく30分もするとパワーダウンするこのエンジンを何とか冷やしたかったんです。だからつけるなら大きいものを・ということでアールズにしました。
Z400FX用のアールズオイルクーラーを購入するともれなくゼファー400のオイルパンが付いてきます(これ本当です)Z400FX→Z400GP→GPz400→ゼファーまでオイルパンの流用が利くなんて、さすがKawasakiだと思いました。走ってみるとオイルクーラー装着で、エンジンの調子がこんなに良くなるとは思いませんでした。いつまで走ってもパワーダウンがないし、ベストコンディションのまま。オイルランプも信号待ちで点灯することもない(始動の時はちゃんと光りますよ!)普通の事も普通ではないFXの世界ですからネ(笑)本当はZ400GPのオイルクーラーあたりが薄くてかっこよくていいんですけどね。少し大きすぎるかもと思うけど、まぁ、愛姫ちゃんは喜んでいると思います。
新品のオイルクーラーを装着して少し走りにいきました。ガソリンスタンドに入る際、歩道の段差で「クシャ!」っという何かいやな音が。帰ってきて見てみると・・・(涙)

確かにヤフオクに出てるZ400FXにつけていましたというアールズは全てこのように妊娠線が出ておりました。ま・いいっか〜。
ちょうどその頃ZZR250が邪魔なので貰って欲しいと会社の人から電話があって、即答で頂くことにしました。写真はガレージに入れていた頃のもの。2台並べるとZZR250の方がデカイしタイヤも大きい。このZZR250、家に来たときはエンジンもかからないし、アクセルも動かない。でも、Z400FXのメンテナンスを続けているうちに、簡単にキャブもバラすほどの力量もついていました。
そしてキャブの大掃除。確かにガソリンが固着していましたけど、Z400FXを購入したときのキャブに比べれば美しいもの・・・。バッテリーも新品に換え、スタータースイッチを押せば、ドルルルルン!っと元気よく復活しました。
こうして、クレポリメイトでピカピカに磨かれて、写真のようになりました。内緒ですけど少しだけ乗ってみました(爆)明らかにZ400FXよりも加速が速いし、トルクフルだし、静かだし、ブレーキもシングルのくせによく止まる(爆)車体もメッサ軽くて驚きました。かつ120キロくらい出しているのに風が全然体に当たらない。ポジションも素敵。維持費やメンテナンス性を考慮すると普通のお小遣い制のサラリーマンならきっとこのツアラーが一番チョイノリに適していると思いました。
これだけ綺麗になると愛着も沸いてきて乗りたくなるんです。ということでFXを手放してこのバイクにしましたっ!ってこのストーリーもここで終わりかいっ!(爆)

というのは冗談で、ガレージもかなり狭くなってきて、結局売ることにしました。このバイクがZ400FXのオイルクーラーになりましたとさ(爆)
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