Z400FXが我が家に来た日から先ずは集合管を買おうと決めていました。

私が過ごした80年代のカスタムはセパハン、集合、バックステップは3種の神器だったからです。

ここでまたまたヤフオクの登場!で、【Z400FX ヨシムラ ショート管 規制前かも マービック】という非常に品名の怪しいマフラーを発見しました。

コンプライアンスとは無縁の世界。す・・素晴らしい。

説明を読むと詳しくは解りませんを連発している・・。
規制前かも・・は許せるけど、マービックをくるしまぎれに最後に入れているところに、ごっついプラス思考な出品者だと目をつけ、ついに12000円で落札しました。

これトップガンみたいにマーベリックを最後に入れてたら最高だったのになぁ、とか思っていました。



ワシ、アホかっ!
届いたものの錆々でベコベコだったので、会社から帰るとペーパーで毎晩磨き、一週間が経ちました。

磨いても次の日には赤くなる。鉄というものはなんと錆びやすいものだろうと思いました。

その後、鈴鹿の南海部品まで耐熱スプレーを買いに行き、塗りはじめるも1缶では足りず、また鈴鹿まで買いに行くと言う始末。

35キロ×4=140キロの大爆走。で、苦労の末、写真のように綺麗になりました。
フランジとか見る限り、ひょっとして本物だったりして・。詳しくは解りません、ガッデム、マーベリック・・。
気合を入れたので結構綺麗になりました。

私の缶ペン塗装スキルは、連日の塗装で磨きがかかっていました。
いよいよ装着。早速エンジンをかけてみる。キュルルル。パパパパーン。完全に抜けている。メッサうるさいし。近所迷惑なので、300メートル離れたところで始動しました。早速ブルパパさんのお店に向かいます。

バババババババーン・・・・・ババーーーーーーン!

メッサうるさいけれど、メッサ加速。この時の音と風景は今でも忘れられないナ。ちょっと普通のサラリーマンにはきついかな・・。衝撃的な時間でした。
お店に着いてバイクを降りると、貼ったばかりのヨシムラステッカーが無い・・。抜けすぎ→エンジンの高温→マフラーの高温でステッカーは耐えられず剥がれ落ちたのでした。エンジンブレーキをかける度、スパンスパンパパパパン!とうるさいし、100キロを過ぎると前に進まないし・・。プラグを見ると真っ白。これはそのうちエンジン壊れるわ〜と思いました。

音はサイコーでしたけどね。
今思うと、ここでカスタム終了にしておけば良かったかな・・と思うことが何度もあります。まあまあ渋いし、全てが機械チックですしね。これよりどんどんと深みにハマって行くんです。

Z400FXってノーマル43馬力。この頃、250ccのスクーターに出だし全開で余裕で負けていました。

最高速も伏せて120キロくらい(悲)ブ・ブレーキ?さすがにシングルでは止まりません。けれどももそれがかえって飛ばさなくなるからいいんですよね。昔Z400GPに乗っていましたが、比較すると制動距離は余裕で4倍くらいです。

電車でGO!に似ています(爆)
Z400FXE3カラーでもあまり見かけない銀色に赤黒ライン。

少し熨斗袋っぽいデザインですけど今見るとかなり落ち着いてていいかも。大きなZ400FXの特徴であるウィンカーが良く似合うんですよね。時間があると玄関の前で洗車をしました。近所の旦那さんたちには大ウケ。

松崎さ〜ん!フェックス買ったんですか〜!やりますね〜!なんて。

やっぱりフェックスって伝説のマシンなんですね、同じ年代の旦那さんばかりですしね。
どこに止めていても絵になるバイクなんです。やっと、このマシンを買って良かったのかなと、思いはじめていました。
Z400FX TOPへ  NEXT STAGE

Copyright (C) 2006 MDS matsusaki denki sho-kai. All rights reserved.