フロントタイヤが減り、ついにフロントが暴れる様になってきました。
前回フロントタイヤを交換したのは2007年1月。なんとStage041に遡る。もう2年半の月日が流れていました。それまでにリアはマカダム50E、マカダム50E(2本目)、TT900GP、そして現在の沼津のアダチさんから頂いたBT-45となんと4本目に突入していました。

乗り方もあるのだろうけど、フロントは本当に減らない=使わないのかな?

それともリア減りすぎ?
実はZ400FXのE3はチューブタイプのホイールなんです。それにチューブをなくしてTT100GPを強引にはめていました。その時は空気漏れは一切無かったんですけど、ミシュランのマカダム50Eは相性のせいなのか2週間で空気圧が減ってしまうんです。

まぁ、ガソリンを入れる度に空気を入れれば済む話なんですけど。
TT100GPを装着していた頃は、何だか切れ込むような感じがありました。マカダム50Eは同じ100/90/19でもTT100GPよりもひとまわり大きいこともあって比較するとこの切れ込み感がない。
切れ込まない事もあって、乗りやすいけれど、喰いついている感も何もありませんでした。減らないからそうだったのでしょう。パターンはとても好きだったんですけど。
次の候補はピレリのスポーツデーモン、エゲレスはAVONのロードライダーに絞りました。

今まで装着してきたミシュランマカダム50Eは6800円。ピレリスポーツデーモンちゃんは11400円。エイボンちゃんは、15000円。
なんじゃい♪エイボンちゃんは工賃入れたら最近の17インチラジアルと変わらないんやなぁ・・と思っていました。高いものはいいものですという思い込みと、2年半は換えないものというロングライフものだし、高知のスナフキンさんもつけているという理由で、エイボンちゃんにすることにしました(爆)
こうして2009年5月19日。いよいよAVONちゃんが我が家に届きました。
サイズは3.25-19と書いてある。100-90-19と同じサイズらしい。

RoadRiderの刻印が何だかメッサカッコイイ。
タイヤだけだと自転車のタイヤのように・・・。
細い。本当に3.25で良かったのかなぁと何度もネットで調べなおすという(爆)
2009年7月11日。いよいよネットで購入したエイボンちゃんをゴムバンドで後ろにくくりつけ(爆)ラパイドさんにお伺いすることにしました(笑)

「大将・・ご無沙汰しています。」

「あー松崎さん、本当にご無沙汰しています。今日は何ですか?」
「今日はタイヤ交換にお伺いいたしました。って大将、これZ400FXじゃないですか?」

「あー・・これね〜お客さんので。」

「メッサ綺麗じゃぁないですか。前回も赤のZ400FX停まってたし、ひょっとしてZ400FX専門始めたんですか?」

「あ〜っはっは、そ〜ですね〜。誰かさんの影響ですかね〜あ〜っはっは。」
「何だかE4カラーに白エンブレム・・そっくりですね〜。」

「そ〜ですね〜。」

「何か悪いんですね〜。」

「そ〜ですね〜。ま〜そういうとこですかね〜。」
「綺麗にしていますね〜。マフラーもエキパイが丸くてカッコいいなぁ。」

「そ〜ですね〜。」

といういつもの会話。これ英会話だとすると

What's is this?

So.

の繰り返しなのである(爆)
「松崎さん、今回タイヤは何にしたの?」

「エイボンなんですよ〜。大将、どうです?」

「そ〜ですね〜。エイボンですかぁ・・。」

「え?エイボン駄目なんですか?」
「いえいえ、その逆でしょう。昔はよくはめましたが、最近見ないですからね〜、珍しいというか、久々に見たというか・・。」

ラパイドの大将も技術的な事についてはかなり詳しいですから、ちょっと嬉しい気がしました。それから飯南の仁柿峠まで皮を剥きに行きました。
18:00美杉道の駅に到着しました。この時間になると道の駅も閑散と。
夜にガレージに着くと、エイボンのエンブレムにひとりにんまりしていました。

この時期から仕事も非常に忙しくなり1ヶ月以上バイクに乗ることはありませんでした。
そして8月13日。この日は朝からナオちゃんと伊勢志摩スカイラインに行こうということになりました。

ZX-12R・・・。着いていけるわけもなく。
この日の気温は30℃を廻っていたと思います。伊勢側から登る途中、油温計が120℃を超え始めました。

ピュアー、パンパンパパンッ!

「あ・あかんわ、エンジン逝ってまう〜。
エンジンは不調でしたが、エイボンちゃんの喰いつき具合はサイコーでした。ギュギュギュっと内側にも喰いこんできます。それが普通なんでしょうけれど、マカダムにはない挙動でいい感じでした。

TT100GPとよく似た感触でした。
コイツはちょっと安心度が上がったかな・・。

そう思わせるタイヤと出会えることが出来ました。
アップにすると解りやすいかな?

実はこの日記を書いている2ヵ月後をもって空気を入れたことは1度もありません。このE3ホイールとの相性もバッチリなのでしょうね。抜ける、抜けないだけは、結果しか解らないですからね。
帰りに、伊勢自動車道伊勢西インターチェンジの入り口近くにあるTVチャンピオン優勝者プロデュースのラーメン店「麺屋黒船」に寄りました。

とても美味しかったです。

でもこれがナオちゃんZX-12Rとのラストランになるのでした。
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