2008年4月3日。このホームページのメールボタン経由で1通のメールが来ました。 「初めまして三重県津市に住んでるミツトモと申します。まっちゃんのHPを見て近くにもZ400FX好きな人もいてんねやと想い失礼ですがメールしました。僕もZ400FXが好きで約20年近く? まだ未完成ですがいじっくってます・・・。」 |
メールに添付の写真を見たらごっつい仕様になっている。ZXR400前後足廻り、FCR、マフラーもチタンショート。しかもバックの風景から塗装屋さんぽい・・。 三重県津市・・。ひょっとするとご近所さんかもしれない。ということで早速返信を。 「はじめまして。まっちゃんと申します。今後ともどうぞよろしくです。」 |
「お返事ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。」 ということで、2008年4月15日、会社が終わると早速お電話をして、お伺いすることにしました。 |
「はじめまして。まっちゃんです。」 「はじめまして。」 「毎度です。でもこんなお近くにFX乗りの方が見えだなんて・・。しかし、何ですか、このFXちゃんは・・。」 メールで写真は頂いていましたが、近くで見ると目からウロコなパーツ。 「このエンジン、凄そうですね・。」 「Z400GPエンジンに、ワイセコで615、クランクも全て新品です。クロスミッションを組んだのでモトクロスみたいですよ。」 「ク、クロスミッション・・。エンジンだけでおいくらしたんですか?」 「75万円ほどしました。」 |
「凄い足廻りですね。」 「このZXR400のキスアームをどうしても付けたくて。」 「しかし太いタイヤですね〜。チェーンラインとか大変だったでしょう・・。」 「それが、それ程でもなかったんですよ。フロントスプロケット少し出しただけで合っちゃいました。」 「ハブとか追い込まなかったのです・・?」 「ええ、全然。」 「そうなんですか〜。行けるもんなんですね〜。」 「今ならし中なんで、そんなに廻していないんですけど、ひらりひらりと軽いですよ。」 「少しまたがってもいいですか?」 「どうぞ・・。」 |
ひょいっと・・。 「何ですかぁ、この軽さは・・。」 「250みたいでしょ・・。」 バイクとは重心が下がると同じバイクなのに、こんなに軽さが変わるものなのか・・と思いました。 「タコメーターは何を移植されたのです・・。」 「はい・・。GPZ400Rなんですよ。」 「寸法ピッタリなんですね。私のZXR400のは少し小さいですから・・。」 |
同じバイクなのに全く違うコックピット風景。 エンジンはかけなかったけど、何だかオーラが出ていました。 「クラッチも油圧化ですか?」 「はい、Z400GPのエンジンで油圧化したかったんです。」 |
足元を見ると綺麗にレリーズプレートがついていました。 「これ、オートマジックさんのものとデザインが違いますね。」 「そうですね、違うんですよ・・。」 |
バックステップはオートマジックさんのが着いていました。鈴鹿さんもこれだなぁ。三重県のFXカスタム車で、私だけ違うのかな〜なんて思っていました。 しかし、このバックステップは本当に綺麗なデザインですね。 「キスアームを装着するのに、支柱とか取っ払っちゃったんですか?」 「そうですね、あんまり気にしないんです。」 「同じですね〜。」 「はははは。」 みたいな。 |
確かにZ400FXの特徴でもあり、良さのひとつに、足廻りのデザインがある。でかくて細いホイール。短いスイングアームなどなど。それらは細いタンクやテールカバーとあいまって、小さい車体だけど硬派なイメージを出している。 この角度から見ると、太いホイールがZ400FXらしさを無くしていると言えるかも知れない。けれども、それらを車体ごと全体的にうまくマッチさせて、ナチュラルに違和感なくもっていくことも、これもセンスなんだな〜と思いました。そんなマシンに出逢った気がしました。 |
「まだまだ未完成なんです。これよりフェンダーやライト、マフラーなど少しずついじっていきます。何しろ時間が無くて・・。」 「もう十分完成してますよ。今日は同じバイクの話題で楽しかったです。また一緒に走りましょうね、もうすぐいい季節になってきますから。」 「今慣らし中ですけど、是非、お願いします。」 こうしてこのお店を離れました。 |
Z400FX TOPへ NEXT STAGE |
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